2014年 自給自足合宿一日目のご報告
- 山本 さくら
- 2014年4月26日
- 読了時間: 1分
第二回「自給自足合宿」終わったー。
まずはオリエンテーション。 そして自己紹介。 東京から3名、大阪2名、兵庫1名という参加者。 スタッフは陣、彰子、埼玉から博之さん、地元のきょこさん、妹の雅は京都から、山口からしょうたくん。
その後は僕の講義「廃材天国の出来るまで」。 そもそも何でこんな生活を始めたのか? 一軒目の廃材ハウス、今の廃材天国の建設途中やこれまでの経緯など、写真を見せながら。 その間には質疑応答など挟んで。
天ぷらカーの説明。 今回は図解で元々のディーゼル車と天ぷらカーとの違いを説明した後、実際に車を見てもらった。
エンジンルームは運転席の下なので、一同ギュウギュウになって見る。
道具小屋の中では天ぷら油の沈澱タンクや濾過の仕方を説明。
移動式ピザ窯。 土だけで作れる窯本体と、自作廃材溶接で作った台車部分の説明。
二階の陶芸工房。 床も壁も4寸角の角ログの工房と陶芸の作品。
二階から降りて、廃材ソーラーシステムの説明。
手掘りの井戸の掘り方は写真で見てるので、現物を見て説明。
鶏小屋の前。
五右衛門風呂、コンポストトイレ、裏のウロコ壁の離れ。 コンポストトイレのウンコタンク取り出し口も見てもらう。
最後は一番熱の入ったキッチン。 毎食薪で快適に料理できる自作ステンレスカマドや、見せる収納のキッチンツール。 取り出しやすい調味料や乾物コーナーなど。
「廃材天国の一日」というタイトルのあっこちゃんの講義。 子育てや自宅出産、手作りの保存食など、女性ならではの話が盛りだくさん。
夕方、みんなで晩ご飯の用意。
やっぱりご飯が一番の楽しみ。 みんなで乾杯。 今回も但馬から「竹泉」の純米酒やプレミアムモルツを一ケース持参してくれた参加者のお陰で盛大な宴会になった。
春のノゲシのサラダ、菊イモチップス添え。 あっこちゃんがしょっちゅう蕾を摘み、固くなってないノゲシを提供した。 シンプルなオリーブオイル、酢、醤油というドレッシング。 庭の鶏の卵で作った炒り卵がアクセント。
左から、フキの甘酒ゴマ酢、セリともやしのナムル、野カンゾウの辛子酢味噌和え、セリの白和え。
自家製米あめカスのナゲット。 米あめのカスは甘味が残っていて、揚げものに合う。 自家製ソースを味わってもらうための料理でもある。
ノビルの味噌マヨグラタン。 自家製豆乳マヨネーズと味噌を混ぜてオーブンで焼くと香ばしくて、酒の肴にもご飯のお供にも最高の品。
ワラビと車麩の卵とじ。
揚げ筍の梅肉餡。 これは筍料理の中でもとっておきのレシピ。
筍と塩麹の炊き込みご飯。 木の芽の風味がいい。
小豆サツマイモと叩きワラビ。 箸休めに丁度いい品。
あっこちゃんと雅のコラボで素晴らしい晩餐になった。 ご飯の後は交代で五右衛門風呂に入りながら、まだまだお酒を飲みながらの交流会が続く。 僕らの話だけじゃなく、参加者一人一人の話も興味深い。 この一期一会のメンバーならではの交流が出来て意義深い。
一日目は言わば、日帰りの見学会に素晴らしいディナーがプラスされた内容にした。 一回目の講義中心から実習を盛り込むためにそうした。
では二日目の実習「一日で作る廃材ハウス」に続く。
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