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2013年 廃材天国見学会のご報告

15日は廃材天国見学会だった。 参加者のみんなは東京、京都、広島と、相変わらず県外から来てくれた。 今回は県内からも参加してくれたのが嬉しかった。

しかも、既に自給自足を実践し始めてる者、アチコチの実践者の所の見学や体験に行ってる者、学校の先生、サラリーマン、陶芸家、主婦と多様な顔ぶれ。 お互いに、「色んな人がこんな生活に関心があるんやー。」と刺激にもなったよう。

ネット上の写真だけで見てると、到底自分には出来ないと思われがちなこの廃材生活。 実際僕自身も20代前半に、コンテナハウスのアウトロー陶芸家小向さんに出会った時の衝撃を思い出す。 目からウロコが落ち、今までの自分の中の常識が覆る。 今までの自分なら、「絶対無理!」と思ってしまう非常識な生き方でも、実際に何度も足を運び、手伝ってるうちに、「理想や憧れ」から「目標」に近づいた。

今回も実際に来てみて、今までのいきさつやここの空気に触れ、「身近に感じられた。自分にも出来ることから始めます。」という感想を多く頂いた。 人のタイプは千差万別。 たまたま僕にはこのやり方が合ってたし、この生活が一番フィットした。 各々に合った自由な生活が人の数だけ存在する。 それをクリエイトするのが楽しいんだぜ~!というのが僕からのメッセージ。

どんな偉業を成し遂げた人物だって、「大したことしてないし。」と言うもの。 それは自分に合わない事を無理して頑張って、苦労したという経験がないから。 好きだから目の前の事をコツコツと日々やってただけ。 気がついたらこんな家が出来て、何でも手作りするのが当たり前という生活になってた。 そもそも、ここは自分たちが心地いい生活を自分で構築しただけであって、偉業でも何でもない。

9月の「自給自足合宿」は2泊3日でガッツリというという感じだっただけに、日帰りは縮小版で時間が足りないかなー、というイメージだった。 それでも、今回の見学会は日帰りでも十分伝えられた手ごたえを感じたね。 また、泊まり込みと日帰りでは役割りが違うので、実際にやってみてよかった。 希望があれば来年も開催するよ。


僕とあっこちゃんがそれぞれ一時間づつ写真を出しながらお話。 僕は「廃材天国が出来るまで」 あっこちゃんは「秋山家の一日」 僕とあっこちゃんとでは同じ生活してても、捉え方が全く違うので両方あってよかったと思う。


あっこちゃんの話は僕が聞いても感動する。


お昼ご飯はあっこちゃんの料理。 玄米ご飯、アラメの炊いたん、カブのマリネ、里芋のクリームコロッケ。 漬物は夏の終わりから漬けてるキュウリの粕漬け、キュウリと人参の味噌漬け。 これに、各自で味噌を溶き入れる味噌汁。


みんなで「感謝して頂きま~す!」

あっこちゃんから、空腹時に酵素を取り込む事が大事という話。 そのために酵素を破壊しない味噌汁、そして漬物。 食べながら秋山家の食生活、医療の自給の話なども。 ソースの自給や手作りの話にみんな興味津々。


食事の後は廃材天国内を案内。


廃材ソーラーの説明や天ぷらカーの説明。 実際に天ぷらカーのエンジンルームや濾過装置なども見てもらった。


手掘りの井戸、解体現場から獲ってきたポンプ、配管の話。 五右衛門風呂と毎日の生活動線の話。


コンポストトイレのウンコタンクの取りだし口。 狭いので代わる代わる見学。 丁度リフォーム中の脱衣室や離れも。


鶏小屋。 鶏の世話は毎日子どもたちがやってくれてる。


廃瓦の屋根にも実際に上がってみる。 女性たちはハシゴに慣れてなくて上がって来なかった。


ステンレスカマドにも火を入れて実演。 薪割りレスの自作薪ストーブにも薪をくべて説明。


子どもたちは子どもたち同士で一緒によく遊ぶ。 一通りのプログラムが終わった後は、お約束のターザンロープや太鼓で盛り上がってた。

求める者が居る限り、こちらも本気で迎えよう。 次回の開催は未定だが、またこのブログで発信しよう。

お次はあっこちゃんの「クリスマスケーキ教室」があるよ。 元々募集人数が少ないので、ここではお知らせせずに今までの教室参加者に優先的に案内してた。 まだ若干名参加可能なのでお知らせします。


ブッシュ・ド・ノエル。 白砂糖のみならず、黒糖、蜂蜜、メープルシロップ、てんさい糖、不使用のあっこスイーツ。

12/19(木)10:00~ お昼に終わって、ランチ付きで3000円 子ども連れ歓迎、ランチ代として500円

希望者はhaizaitengoku@gmail.comまで 件名に「あっこスイーツ教室参加希望」と入れて下さい。

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