台風20号は高潮被害が心配されたが、香川では被害はなく一安心。 廃材の家も無事に風雨に耐えてくれた。
台風一過でまた暑くなってきたけど、相変わらず廃材いじって楽しむ日々。
前回の記事では、石の柱の上に何とか7m超えの電柱を桁として乗せた。
この鳥居に筋交いを入れないといけない。 筋交いをいれまくって強くなり過ぎる分には問題ないからね。
筋交いには細目の電柱を使う。 これは丸太を45°にカットする時のやり方。 まず、丸太の芯に墨を打つ。 その墨にスコヤを当てて、ケガく。
スコヤをひっくり返して、反対側もケガく。 これで、45°のラインが入った。
後はよく研がれたチェーンソーで、慎重かつ大胆にカットする。
細目と言えど、2mちょいある丸太なので結構重い。 片手で支えてる間にインパクトでビスを打つのは困難。 それでも工夫すれば一人で出来る。
まずテキトーな廃材の板をぶら下げておく。
その板に丸太をビス留めする。 これで大方の重量は板が支えてくれてるので、この間にグイッと押し付けてビスで固定するという流れ。
ビスで仮留めした後、ドリルで長いキリを貫通させて、ボルトで本締めする。
ほい、完成!
45°にカットしてても、丸太同士なので一発でピッタリとは沿わない。 実際に当ててみてはチェーンソーで削ってを繰り返す事で大体はピッタリする。 歯医者で、金属の被せ物する時に、削っては「カチカチ噛んで下さいねー。」 と言われて、何度か削っては噛んでみてを繰り返すようなもん。
さあ、いよいよ階段の準備に入る。
根元に穴を掘る。
沈み込みを防ぐために底に石を入れる。
ユンボで吊って。
入った!
ここの角度も同様で、大体でカットしてても、厳密には実際に当ててみて削って合わせるのが一番。
現場合わせ
これが一番!
二本目。
二本の角度をバッチリ合わせるのに少々てこずったが、想定内。
根元をコンクリで固めて完成。
この二本の電柱に階段のステップを作る。
そのステップの素材は?
石で行こう!!
う~ん、、、。 電柱と石の固定かー。
石のステップを水平にするための支えは何の素材か? また、どやって取り付けるのか?
こうやって書きながらも、未だ決定打はなく、モヤモヤと考え中。
今すぐにアイデアを出さなければ! とキバッても駄目。
廃材置き場を歩いて、 目で見て、 触ってみて、 コレとアレを組み合わせるとどうか?
などと、アレコレ動きながら考えてると、 どこかで「!!!」と閃きが来る。
モヤモヤしてる状態から、パシッと回路が繋がるような瞬間。 そして、そのアイデアを実行に移す!
閃きから、それを形にするための行動。 ここにセルフビルドの醍醐味が凝縮されてる。
完成予想図はないので、自分でもどうなるかは予測不可能。
未知なる作品に向けて、自分自身が一番楽しみにしてるのだ!!!
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