電気自動車に、天ぷら廃油を燃料にして充電するには?

廃材天国の陣です!

前回「廃材天国に電気自動車が来た」という記事を書きました。

Contents

  1. 1 ソーラーパネルでの自家発電での充電

  2. 2 EVの利用が増えると天ぷら油が減らない問題

  3. 3 最大出力280Aのエンジンウェルダーに決定

  4. 4 天ぷらカーでの直接引き取り

  5. 5 三重県の重機専門の会社での積み込み

  6. 6 廃材天国に帰ってきて

  7. 7 ウェルダーに差し込み口を繋ぐ

  8. 8 いよいよ初のウェルダー充電開始

  9. 9 まとめ

ソーラーパネルでの自家発電での充電


前回の記事の引用

うちのパネルが4kwですが、発電量は今の時期のピーカンでも最大3.4kwぐらいまでです。 このように3kwを超えてやっと、家庭の使用量+EV充電しても自家発電で賄う事が可能になります。 2.9kw台になると、既に電力のメーターが回り電気を買ってる事になります。

最も今は1kwh42円で売っていて、買うのは25円ですので、昼間はせっせと売った方が得です。 しかし、オフグリッドを想定して普通に使う電気とEV充電を自給したいという気持ちは募るばかりです。

EVの利用が増えると天ぷら油が減らない問題

廃材天国の車は、 トヨタ グランドハイエース(天ぷらカー) 三菱  ミニキャブミーブ(EV) スズキ キャリイ(軽トラ) という3台体制になりました。

今までは、天ぷらカーと軽トラという組み合わせでした。 軽トラは田んぼに行ったり、近場で荷物を運ぶ作業用の車です。 この3台体制により、乗用車が2台になり、 僕とあっこちゃんのそれぞれがエネルギーフリーで走り放題という域に入りました。

しかも軽自動車ベースのEVは大型の天ぷらカーと違い、 近所のホームセンターやスーパーでの車庫入れなどに超便利です。

今までは、よっぽど軽トラじゃないといけない理由がない限り天ぷらかーに乗る事を優先していました。 なぜなら、天ぷら油がコンスタントにもらえる環境にあり、 何ならジャンジャン消費しないと、翌月もらった油が貯蔵タンクに入りきらなくなる事を恐れてしまうからです。

いくらEVが便利でも、天ぷら油が減らないのは困るという贅沢な悩みに直面しました。 しかも、前回の記事の引用のように昼間の発電は売電しており、 EVの充電にはピーカンの日の3kwという電力を費やしての充電になります。

そこで、「地給自足がおもしろい」のわたなべさんが、 EV軽トラの荷台に小さなディーゼル発電機を置いて充電している写真が目に入りました!

「!!!」 「これや!!」 「ディーゼルの200V発電機買お!!!」

これなら、天ぷら廃油を燃料にしてEV充電が出来るではありませんか!!

最大出力280Aのエンジンウェルダーに決定

ヤフオクで「200Vディーゼル発電機」と検索すると、色々出てきました。 10万円未満の小型のものもありました。 EV充電が3kw使うので、5kva前後のあれば十分かとは思いました。 しかし、大型のものになるとほとんどの発電機は「エンジンウェルダー」という、 溶接と発電を兼ねており、しかも電源は「三相200V」という、 「単相200Vに比べると、また規格が違ったものになります。 三相200Vがあると、大型の木工加工機(カンナ盤や丸ノコ盤など)や、 プラズマ切断機という10mm以上の厚みの鉄板がサクサクカット出来る機械が使えます。

「ゆ、夢の三相200Vと、天ぷらEV充電が実現するーーー!!」 とテンションMAXで即決しました!!

しかも落札前に直接電話で、 「即決、直取り、現金で明後日行きますので、16でお願い出来ませんか?」 と交渉すると、アッサリ快諾して頂けました!!

天ぷらカーでの直接引き取り

天ぷらカーのグランドハイエースに積み込んでもらえるかは事前に確認していました。

今回のような大型の商品は送料がバカになりません。 このウェルダーは400kgあり、送料は5万以上だと言われました。 出品地域が三重県と、そこまで遠くなかったのもあり、 天ぷらカーで引き取りに行く事にしました。

天ぷらカーは大工仕事の道具を常に満載しています。 この引き出しは簡単に脱着出来るようになっているんです。

まずコンパネで作った天板を外します。

大工道具の入った引き出しを外します。

引き出しの仕切りは、簡単に外せるように軽量化しています。

これで十分積み込めるスペースの確保が出来ました。

三重県の重機専門の会社での積み込み

片道約400㎞の距離で、天ぷらカーには65ℓのタンクに天ぷら油を満タンにして、 更にポリタンク2本も携行して行きました。 結果的にはギリギリ足りましたが、ほんとにギリギリだったので、 余分目に持って行く癖をつけねばという教訓になりました。

何とフォークリフト二台を同時に使ってのアクロバティックな積み込み方でした。

しかも倉庫の中に佇む掘り出し物を見つけてしまいました! ユンボの「ツカミ」です!! これは前々から欲しいとは思っていましたが、安くはないもので、 「いつかタイミングが合えばな〜!」 と夢見ていました。

「これが手に入れるタイミングでない筈がないーーー!」 という事で、即決しました。

廃材天国に帰ってきて

タイヤショベルの爪を角材で延長して、ツカミを降ろします。

何とかウェルダー本体も降ろせましたー!

タイヤショベルで運ぶのに丁度いいぐらいです。

ウェルダーに差し込み口を繋ぐ

EVの充電ケーブルの差し込み口です。 20A250Vとなっています。 普通の家庭でもあるのは、大型のエアコンのコンセントがこれになります。

これが充電ケーブルの裏で、 こちらは15A200Vとなっています。

ホームセンターになかったので、電材専門店で探すも、 20A用の防雨コンセントはなく、15A用にしました。 容量的には、ケーブル側が15Aなので問題ないのですが、 差し込みの形状が若干違います、、、。

分解して、真鍮の接点を外します。

接点をベンチグラインダーで削ります。

プラ部分の穴は鉄工用のキリで拡張します。

セルフ加工完了です!

廃材のVA線を物色します。

2.0でも十分ですが、2.6があったので採用しました。

完成!

三相200Vの三本のうちのどの2本を取っても、単相200Vになるんです。

ジャン!!

いよいよ初のウェルダー充電開始

奥から、天ぷら油の貯蔵タンク、ろ過装置です。 貯蔵タンクは200ℓ×3、ろ過装置は20ℓ×2で同時にろ過出来ます。 一つの貯蔵タンクが空けば、すぐさま貰ってきてある「タンク待ち状態」の油を入れます。 ですので、常に600ℓ級のストックがある事になります。 ろ過し終えると、一番手前のポリタンクに移して天ぷらカーに入れます。

天ぷらカーに入れる時もこのドバーッと入れるのが快感なんですが、 ウェルダーに入れて天ぷら油を燃料にEV充電出来ると思うとワクワクですっ!!

いよいよ、ウェルダーから充電ケーブルに繋いでエンジンスタートです!!

200V電源キターーーーーーーー!!!

ミニキャブミーブにガシャッと繋ぐと!

バッチリ充電スタートーーーーーッ!!

コンセントマークが点灯して、充電中である事を示しています。

まとめ

いやはや、2019.6/12に200Vディーゼル発電機を導入しようかと思い立って、 6/14に落札し、 6/16に三重県まで引き取りに行きました。 で、今日6/18には、天ぷらEV充電を実現させましたーーーー!!

やっぱ、直感は正しくて、 タダの天ぷら油で無尽蔵に発電出来るかと思うと、 気軽にEVに乗り、いくらアクセルを踏んでも、もったいないという感覚がなく、 むしろ、どんどん天ぷら油を消費しようと思って、グングン快適にアクセルが踏めるのです。

ココ大事なポイントですよ! 廃材を湯水のように惜しげなく使えて、 全くお金が掛からない。 使えば使う程、買ってる事を思うと差は開く一方です。

仮に少々のお金の余裕があったとしても、 燃料タンクが空になればお金を払って給油をする訳です。 その行為が全くなくなって、いくらでも走り放題という開放感と言ったら堪えられませんよーーー!!

大抵の外野からは、 「さすがですね!」 「行動早いですね!」 と、お褒めの言葉を頂きます。

しかーし!!!


こんなものは至極当たり前で、特別視するような事でも何でもないぞ! 自分の「!!!」という直感から来る閃き! これに従わずに、何を指針に生きとると言えるのか? 直感=行動だ!! 「こうしようか?」 「いや、やっぱりああいうのもいいな!」 と、情報と選択肢がふんだんにあるネット社会。 こういう無駄に贅沢な状況だらこそ、行動力の伴わないんじゃぁないのか? 「いつかしよう、、、。」 という思考回路からは、 「いつまで経っても出来ない。」 という結論しか導けないようになっているのだ! 閃いた事が形にならないという事は、閃いたうちに入らんぞ! 羨ましいと思うんなら、まだ救いようがある。 やってみんかーーーいぃ!!!