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野草料理は滋味深い美味しさ

3月の終わりごろ野草教室の先生として来てくれて以来、岡山から姫さん来廃。

http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e745029.html 野草の採集と選別、ランチ

http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e745257.html 野草料理教室とディナー


立派なウドを持参してくれた。 切ったらすぐに酢水に晒す。


根元の太い部分は生でスティックサラダにする。 煮切り味醂と叩いた梅干しのソースと白味噌。 当然やけど、味醂や白味噌が偽物では話にならない。 この白味噌は何も足さなくともディップとして完成してる。


ウドの皮のキンピラ。 手前のが鷹の爪入りの大人向け、奥のは子ども向け。 ご飯にも純米酒にも合う最高の肴。 ウド本体も悪くないけど、この皮の香りと味は格別。 数ある野草料理の中でも、群を抜くお気に入りの一つ。


手前、ウドの先端の煮浸し。 これもウドの香りの凝縮された香しい逸品。 奥はタラの芽の煮浸し。 これは姫さんが瓶詰にしたものを持参してくれた。


ミツバのお浸し。 ショウガを利かせるのが酒呑み向け。


ミツバと高野豆腐の卵とじ。 これは子どもたちに人気の野草料理。


フキの煮物。


姫さんスペシャル! 山椒の花の佃煮。 どっちだどっちだっかた忘れたけど、オスとメスがある。 メスの方が香りが高い。 山椒の実のような爆発的な感じじゃなく、淡い中にも山椒の主張のある素晴らしい品。

玄米ご飯と、純米酒は欠かす事の出来ない品々。 これらは日本中どこの店に行こうとも、いくらお金を積もうとも、出てくるもんではない。

結局の所、店って原価の3倍とか基本の値段設定はあっても、こんなに繊細で恐ろしく手間のかかる仕事は不可能。 それにたくさんのお客に提供するのに、この瞬間にしか手に入らないものを出したりは出来ない。 量だって、採り過ぎると問題を起こすし。

とにかく食に関してはトコトンこだわると、金を取って商売としては無理がある。

金云々よりも、他人任せでは出来ないのだ。 旬の素材と自分の身体の調子なり、その時その時で自分で決めて自分で料理する。

美味しいものは手作りするしかない。 そして、健康も自分で構築することしか出来ないのだ!!!

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