天ぷらカーの道具収納のための改造は見事に決まった。
次は軽トラ。
この引き出しを軽トラと共通にする。
元々の閃きは、マサの軽トラの引き出しを天ぷらカーに応用したので、 この引き出しを軽トラに入れるようにするのは簡単。
廃材でこんなに揃った板はないので買った。 18cm幅の板。 引き出しが、17㎝で作ったので、この板が丁度いい。
まず、真ん中から作る。
ちゃんと締まるかを確認する。
こんな感じ。 奥は両側から引き出しを差し込む。 真ん中のスペースは引き出しはなしで、細い角材や塩ビ管などの材料を収納する。 行った先で急遽、 「一本だけ胴ぶちがあったら!」 という時のために、数本入れておくと便利。 このアイデアも完全にマサのパクリ。
後部から板を張ってきた。 横の引き出しの板を切り込んで、枠を作る。
こんな感じ。
ジャン。
ジャストサイズ。
横の引き出しも作った。
ピッタリ入る。
この軽トラはダンプなので、アオリのフックが上にしかついていない。 これでは、幌をかけるのに不向き。 やはり下に欲しい。
ホームセンターで色々とフックを物色するも、コレというのがない。 鉄の廃材で自作する事にした。
カットして磨く。
こういいう小物を磨くには、ディスクグラインダーよりは、このベンチグラインダーがいい。
分厚い鉄板で作った溶接台。 左にチップソー切断機、右にバイスとベンチグラインダーを固定してある。 大抵の鉄工作業はここで出来る。
部品を溶接して。
全部出来た。
ワイヤブラシで丁寧に磨き。
ドリルスタンドにドリルをつけた、簡易ボール盤で、穴あけする。 部品が小さいので、バイスクランプで固定すると安全に穴あけ出来る。
穴あけ完了。 右の部品と左の部品では、ほんの少しだけ大きさが違う。
針金でぶら下げて。
塗装。
ドリルビスで軽トラに固定。
これで、アオリの下にフックがついた。
後はココ。 幌をかけた時の欠点を補う。 キャビンの背中から、荷台に雨が入るのを防ぎたい。
胴ぶちをドリルビスで荷台に固定。
ちょっとダンプしてコーキングを打つ。
こういう板をつける。
しっかりとコーキングする。
注文してあったゴムマットが届いた。
若干大きめ。
ジャストの大きさにカットして敷いた。 このアイデアもマサのパクリ。
荷台の上に2つプラスチックの道具箱を置いて、幌をかけた状態。
後ろのフックもちゃんと役目を果たしてる。
荷台収納バッチリ完成した!! しかも、引き出しが天ぷらカーと共通なのが最高。
廃材でテキトーに作って、実質本位な用途を得る。 これでいいじゃんというノリ。 いつもの、自画杜撰。
今回の大事なポイントは、 「パクリ上等!」 という所。
人がやってるのを見て、 「おおっ、ええなー!」 と思えば、パクる。
実はマサも親方のパクリだそう。
人の真似をやっても、必ず自分のアイデアや応用が入る。 パクッてるようで、実は進化させてるのだ。
世の中に、完全なる自分だけのオリジナルというものは存在しないのだ。 パクリの連鎖で、どんどんよくなってゆくのだ。
深く考えずに、軽いノリで、どんどんパクろう!!!
廃材天国HP http://haizaitengoku.com/
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