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薪ストーブの薪の搬入と予備焚きの方法

薪ストーブに換気扇がついた。

ストーブ内部の補修も出来た。

この流れで、薪の搬入もやっとこうと思い立った。


主に解体屋の持ってきてくれる梁や桁などの大物中心の薪。 学校に部活に忙しい野遊が、この時は居てくれて助かった。

自作薪ストーブには、直径30㎝級の丸太は割らずにそのまんまくべられる仕様にしてある。 長さも95㎝までならそのまんま入る。 薪を小さく切ったり、割ったりする労力が要らないのは超楽チン。 一応、これらの大物の薪は太い程重たいので、60~80cmに切ってある。


廃材の家の母屋の入り口を出た所に積み込む。 軽トラが横付け出来て、ソコソコの量が積み込めるスペースが必須。 夏の間はここは、農業用のコンテナに木っ端を詰めて積み込んである。 薪ストーブが本格稼動すると、料理もストーブの上でするので、小さな薪は要らなくなる。


このぐらいあれば、しばらくは持つ。 最初は朝と晩だけなので、数週間分はある。 この土歩が持ってるような1m級のでも斜めにすると入る。 最初の焚きつけに細い薪も必要。


早速予備焚きをした。 これは、オフシーズンに錆びないように、薪ストーブ本体に油を塗ってあるのを焼くため。 入り口を開け放して、現場用の大型扇風機で煙を飛ばす。


サッシを2枚とも外して、煙を飛ばす。 写真では分かりづらいが、もうもうと煙排出中。


この予備焚き中にも、下の部屋に玄米を仕込んで、玄米珈琲の予備煎りをスタート。

じっくりと煎られて、強火過ぎてポップコーンのように弾ける心配がないのがいい。 薪で煎ろうと、ガスで煎ろうと、最初に強火にしすぎると弾けてしまう。

寒くなって、「さあ薪ストーブに火を入れよう!」と、なってから、薪を運び込むようではいけない。 こうして、「そろそろかなー。」という頃に、万全の段取りをしておく必要がある。

よく、職人さんが、 「仕事は段取り8分や!」 などと言う。

大工さんであれば、 材木の手配。 道具の準備や点検。 ノミやカンナを研ぐ。 他に現場に入る職人との打ち合わせ。 こういう事を余裕を持って周到に済ませてからじゃないと、いい仕事は出来ない。

薪生活も全く同じで、 チェーンソーの手入れを常に怠らず、いつ廃材が搬入されてもすぐに切れるようにしておき。 夏の間からこの冬に焚く薪を切って、冬中持つ量を積み込んでおく。 ストーブのメンテナンスや煙突の掃除なども早目にしておく。 うちであれば、今回のような予備焚きをしたり、近くに薪を搬入しておく。

特に重要なのが、こういう事を「余裕を持って」出来ないとねー。

僕の場合はこういう快適な薪生活のための準備や段取りに余念がない。 あっこちゃんは畑の作業やいちじくを煮詰めて瓶詰めしたりをコツコツやってる。

夫婦で役割は別だし、同じ事はしないが、常に協力しないとやっていけない。 そういうのを見て、子どもたちも何やかんやと手伝ってくれる。

時間的余裕 精神的余裕 経済的余裕 健康な体

これらを実現するために何をするのか?

更に大事なのが、「何を辞めるのか?」だ。

たくさん稼ぐためにせっせと労働して、 折角のその対価であるお金を消費に浪費、、、。

そういう負のサイクルから開放されないとねー。 ちょっとした価値観の転換で、普通に到達出来る生活。

決して理想や夢で終わらせるな!!!

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