



家族は奥さんと、11歳から0歳まで6人の子ども達。 三重県の愛農高校の出身で、今も同高の研修生を受け入れてる。 何と親父さんも自然養鶏中心の有機農家。 現在の広大な山はおじいちゃんが買ったもので、彼らの住む家は親父さんのセルフビルドという。
しかも養豚のスタイルが秀逸。 普通の養豚の場合、エサ代が経費の大半だという。 ここでは、色んな所からの食品廃棄で出るものを回収してエサ代をかけずにやってる。 しかも、鰹節工場や昆布の工場、醤油の絞りカスなどと、クオリティーの高いものばかり。 で、それらを天ぷらカーの1tトラックで回収に回るというスタイル。



うちのグランドハイエースのエンジンも1kz。 現在158,000㎞なので、200,000㎞の際には是非とも今回の経験を活かしてセルフでやりたい。 ディーゼル車は300,000㎞以上走るので、メンテナンスは抜かりなく行う。
1kzとは平成10年前後の ハイエース、 グランドハイエース、 グランビア、 ハイラックス、 ハイラックスサーフ、 ランドクルーザー、 などに用いられた3.0ℓのトヨタのディーゼルターボエンジン。
未だに愛好者が多く、堅牢でパワフル。 天ぷらカーにするのも最高のエンジン。
前に乗ってたマツダ、ボンゴフレンディーの2.5ℓディーゼルターボもよく走る天ぷらカーだったが、 現在のグランドハイエースは更によく走る。 かつ、天ぷらカーにしても全くトラブルもなく1万㌔近く走ってる。





これらの部品代だけでは、15,000円未満。 しかし、プロに頼むと工賃が高いので、7〜8万円はするもの。






























コアなセルフメンテのスキルを学び、それぞれのこだわりビールに素材から全て手作りのカレー。 ここは特に肉の自給という、中々出来ない事をやってるのでほんとに凄い!! 超贅沢! 超最高!!
今回のタイミングベルトやウォーターポンプ以外の天ぷらカーネタの情報交換満載。 ビールの発酵やホップの話。 田んぼや畑、セルフビルドの話。
こういう仲間が全国に居る。 これがニッチな自給自足業界のユルイ繋がり。









写真はないが、オルタネーターのボルトを回してファンベルトをしっかりと張る。

これでいよいよエンジンスタート!! クーラントのエア抜きのためにしばらくアイドリングさせておく。
車いじりが好きな人以外には意味不明の記事になったが、 この記事が200,000㎞になって、セルフでやる時の忘備録。
耕太郎くんのグランドキャビンも現在150,000㎞台なので、「200,000㎞になったら一緒にやりたいねー。」と話した。 仮に一人でやるにしても、分からない部分を電話で聞いたり、フェイスタイムで見てもらったりも出来る。 そういう意味でも今回大勢での実戦経験は貴重なものになった。
まあ、何しろ自分で自分の家や車をいじれるって最高!
自分の家を建て始めるまでは、建築系のバイトすらした事のない僕だった。 車のメンテナンスに至っては、天ぷらカーに乗り始めるまでは全てプロ任せだった。
エンジンオイルの交換ぐらいは自分でやってたが、ここまでやるようになるとは思いもしなかった。 2010年に天ぷらカーに乗り始め、 天ぷら系統の燃料の詰まりの掃除、 燃料タンクを下ろして中の洗浄、 エンジンが切れなくなり、相当奥の方にあった燃料をカットする弁の交換、 などかなり困難なメンテも自分でやってきた。
それでもこうしてコツコツやってるうちに仲間に巡り会い、 情報交換しながら何とか出来るようになりつつある。 もちろん本当に自分で出来ない事はプロに頼めばいい。
自分でやるのは安くつくというだけじゃあない。 医食住、エネルギーの自給だけじゃなく、車やコンピューターのセルフメンテは深い。 自分の生活に必要なものが責任を持って、自分で何とか出来るのが快適で楽しい。 スイッチ一つで風呂が沸き、何かが故障したら全部業者に金払ってやってもらうのって簡単。 自分では何もしないで他人任せの生活って、生きるリアリティーが乏しいのよ。
何かある前に、自分でメンテナンスする。 何かあっても自分で直す。
これは車や家電にとどまらないのだ。
自分の事を自分で何とかする人生。
これが自由な生き方だぞ!!!
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