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自作大型薪ストーブの使い方

ようやく、 ここ瀬戸内沿岸の暖かい廃材天国でも、 毎日薪ストーブを焚けるようになった。


まず、こういうデッカイ丸太を最初に入れる。 こういう大物を入れられるように自作したのがこの薪ストーブ。


丸太の脇に細目の廃材を置いて、 スキマに紙とうどん屋でストックしてもらってる割り箸を入れて、 点火!


細い廃材はよく燃えるので、ものの数分でこんな感じになる。


エアの口は三箇所あり、それぞれを少しづつ開ける。


右から、 味噌汁用の出汁をとる。 圧力鍋で玄米を炊く(圧力鍋だけはフタを外して強火にする)。 早い野遊用に、前の日の玄米を蒸す。 3年番茶を煎じる。 更に、野遊の弁当用に卵を焼いたりもする。


丸太にも火が回り、更に廃材をプラスして、強火にする。 この丸太が燃えきるまでには2~3時間はかかる。


よく燃え出すと、エアの口を絞る。 よっぽど、熾き火だけのようになると、全部閉じる。


大開口のこの薪ストーブ。 薪をくべる度に、室内に煙がモウモウと出る。 今季のシーズン前に間に合った、換気扇が上手く機能してる!


沸いた出汁と蒸しあがった玄米は、ツバの部分に除けて弱火にする。 このツバも最初はなかって、弱火にするのに、五徳をダブルで重ねたりしてた。 圧力鍋は一旦吹いてからは五徳で持ち上げて、 中弱火ぐらいの火力で30分ぐらい圧をかける。


芋を揚げる時には、フタを外して強火にする。


味噌汁の鍋はこのシャトルシェフの内鍋。 これで保温しておく。 三年番茶はタイガーのステンレス魔法瓶で保温。 これは4ℓも入るので、いつ誰が来ても、すぐに熱々のお茶が出せる。

薪生活にはこういう保温器が重要。 薪ストーブも一日中焚くような真冬になると、常にストーブの上で湯を沸かしておける。 保温器はむしろ、3シーズンのステンレスカマドの時に重宝してる。

薪調理はすぐに強火にならない。 しかし、料理が終わってもまだ燃えてるケースが多い。 なので、お湯を沸かして保温しておくと、菜物を茹でたりする時に早い。


後は、これも口を酸っぱくして言ってるが、

薪置き場から、薪ストーブへの動線

これが悪いと、頻繁に快適に薪をくべられない。

うちでは廃材が頻繁に来る。 その中の状態のいいものは、廃材建築用にストックする。 でも、折れてたり、根元が腐ってたり、悪いものの率の方が高い。

そういうのを処分するための焼却炉が、薪ストーブという結果。 なので、廃材はどんどん焚いて減った方がいい。

今年はエルニーニョで、本格的に冷え込みにくい。

スタッドレス不要の温暖な地域で、 冬も畑には常に野菜があり、 非常に住みやすいのはありがたい事。

もっと、ジャンジャン焚きたいというのは贅沢な悩みなのかも。

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