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自作の大型蝶番で実現した巨大ドア

半分がセッパン、半分が電線リール野地にアスファルトシートのキカイダー倉庫。


両小口が大きく開いてて、吹き降りの雨が結構入る。 前々からドアをつけたいと思案してた。

開口部が大きいので吊り戸が望ましいけれど、上がアーチになってるので全開にならない。 シャッターの廃材があれば理想的やけど、中々出会えてない。


ホームセンターで一番大きい蝶番を買った。


更に鉄の廃材を溶接して。


仮止めしてみた。 でも、ちょっと負荷をかけるとグニャグニャ曲がる。 これでは大きなドアの加重には耐えられそうもない。


ということで、蝶番そのものを自作することにした。 行きつけの鉄工所から廃材を物色してきた。


このパイプが4分の丸棒と丁度相性がよかった。 まずは仮に点付け。


切断。


しっかりと溶接する。


丸棒を差し込み、反対側も溶接。 この間、溶接カスで動きが悪くなってグラインダーで削ったりを繰り返し、そうそうスンナリ出来てる訳ではない。


2組作って、穴も開けた。 鉄板が6㎜なので、よく錐を研いでおかないと簡単には開かない。


付けてみた。 前回の蝶番と違い、人間がぶら下がったぐらいではビクともしなくなった。 ドアがデカイので、現場で一つ一つの材料を合わせて作ってゆく。


今のところ、上手く開閉してる。 ドアの構造もまだ模索状態。 出来るだけ軽くて、最低限の強度が出るように考える。 ここで受けて、ここに筋交い入れて、と一つ一つ試しながら。

これを4枚作る必要がある。 段々要領よくなりそう。 廃材鉄工を廃材建築に組み込むと自作の領域がグッと拡張する。

「これでイケるんかいな?」という不安で先が見えない状態から、「おっ、何とかイケそう!」という解決する瞬間がたまらない。 で、また次の壁が現れると言う繰り返し。 全て直観と即興の連続。 大体の雰囲気で材料を決めて、構造も決める。 家の設計図がないぐらいやから、こんな小物に必要な筈がない。

買わない 自分で何とかする

この2つさえ決めれば、何とかするしかないのだ。 何もせずに、「何とかなるさー。」という甘い考えは通用しない。

絶対に自分でやり遂げるという強烈な意思で、この廃材生活を実現したからね~♡

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