ここの所、廃材ソーラーの乗った軒の柱の入れ替えで遊んでる。
木の電柱の根元のコンクリも固まった。 ユンボで掘った大穴も埋め戻した。
一旦外しておいた、筋交いを入れないといけない。
電柱に手ノコで切り目を入れる。
適当にチェーンソーでバリバリッと削る。
削り過ぎないように、何度も当ててはチョイ削りを繰り返して、バッチリ決まった。
元通り入った。
根元はビスで仮留めしておいて、コーチスクリューで本留めする。
仮の柱を外すために、足元のブロックをハツリで破壊。
無事に仮の柱を倒せた。
手前の柱もついでにチェックしとこう。
根元のウロコ板を一周分外すと、、、!!! ズシッ! 「ヤバイ!!!」 と即座に逃げた。 実際には、数センチ下がったぐらいだったが、超怖かった。
これも、慌ててジャッキで持ち上げて、仮の柱を突っ張った。
ダルマ落としのように柱をカット。 前回の柱よりは、腐りが進んではないが、コンクリの奥の方はボソボソなんだと思われる。
コンクリギリギリまで柱を削った。 今回は違ったアイデアを思いついた。 何しろ、コンクリの塊を掘り返すのにユンボで大穴を掘って作業のボリュームが大きくなる。 今回は、このコンクリをそのままにして、柱を受ける作戦。 まず、アンカーを打ち込む。
ハンマードリルで、下穴を開ける。 これはアンカーによって、決められたサイズがある。
スッポリとアンカーを入れる。
今度はハンマードリルのキリをこんなアタッチメントに替える。
これで上からガリガリ振動を加えると、アンカーの中の鉄板が開いてコンクリに食い込む。 こういう仕組みで、強烈に固定される。
そのアンカーに寸切りボルト、ナット、座金とで、こんな風なものを作る。
もう一本作って、型枠を作る。
柱の裏にはコーチスクリューを入れる。
よく突っつきながら、コンクリを流し込む。
さっき破壊したブロックのガラや石などを入れる。 こうすると、コンクリの量を節約出来る上に強度も上がる。
どんどん流し込む。
一杯まで入れた。 雨が裾に溜まらないように、少し型枠を低くしたが、これではコンクリが流れて柱の裾が詰まらない。
5㎝ぐらい型枠を付け足して、柱の根元にしっかりとコンクリを詰めた。
こんな感じ。 既存のコンクリの基礎が上がり、腐った柱を除去した分を補う形。 このやり方は前回よりも圧倒的に速い。
二本目の柱の入れ替えも同じようにやるのでは、面白みがない。 自分の作業に対するモチベーションが上がらない。
やはり、こういう工夫のアイデアを閃くのが楽しい。 そしてそれを形にするまで、あーだこーだ考えながらの作業で更に色々と発展する。
「おっと、それならアレを使えるぞ!」 と、大工さんの廃材のコンパネで型枠作ったり。
「さっきのガラをコンクリに入れよう!」 「確かレンガの割れたのがあったな。」 と、思いつく。
必要な廃材を物色するのと同時に、不必要なガラなんかを埋め込むというのも大事。 特に赤レンガの割れたのなんかは、廃コンクリを引き取ってもらy時には混ざってない方がいい。
廃材利用で自分の家を完結させる事は、 常にこういう創意工夫の連続。
当然、作業で出た木の廃材は、ただちに焚き物として活用したり。
すべてを自分のアイデアと労力とで、無駄なくソツなく完結させる。 この「ミニマムさ」がいい。
自給自足とは、その積み重ね。
医食住、エネルギーの自給! とか言うと、何か大それた大変な事のように聞こえる。
一からイキナリ全部を見て、圧倒されるな。 一、二、三、、、と積み重ねる事で、このような暮らしを実現させる事が出来るんだ!!!
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