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素人がお寺の梁の複雑な彫刻を彫れるのか?

最近は廃畳を利用しての部屋作りはちょいとお休み。 依頼された仕事に取り組む毎日。


その仕事はコレ。 お寺の改修で梁をやりかえるそうで、以前と同じ模様に彫って欲しいという依頼。 廃材建築どころか、新品の無節のヒノキなので彫るごとにヒノキのいい匂い。


こんな梁を計3つ彫るので、毎日ノミを研いでは彫るというのが板についてきた。 一日中好きな音楽聴きながら集中してる。

僕は陶芸家だけあって職人仕事は全く苦にならない。 廃材天国という屋号で【廃材豪快に使って、ラフな作業】を信条にしてるけど、元来手先が器用でこういう仕事に向いてるのだ。

以前にも木の看板を彫ったりはした事があるけど、こんな彫刻に近いレベルのは初めて。 いつものぶっつけ本番のノリで何とかやってる。 色んなサイズの丸ノミも今回の為に揃えたぐらい。 研ぐのは難しいけどやっと慣れてきた。

自分の家を作るために、廃材集めて、、、とやってるうちに、 「廃材で倉庫建てて欲しい。」 「屋根を直して欲しい。」 「店の改装をして欲しい。」 と色々頼まれるようになった。

ここ大事なポイント! 【自分のやりたい事の延長で金にする】 これは自給自足とか田舎暮らしじゃなくても、活き活きと生きる前提。

コッチは金のためのお仕事で、コレが自分のやりたい事というのは超大変。 だって、自分の時間は限られてるのに、そんな二重にやってたら進むもんも進んでいく筈ないやん。


と、頼まれた仕事をしつつも、廃材は運び込まれてくる。 それこそ、電気、ガス、水道代ナシで生活出来てるのはこの廃材を薪にして生活してるから。


短く切ったり、コンテナに詰めたり、子どもたちが活躍してくれる。 子どもでもスライド丸ノコなら安全に作業できる。


こんな風に常にストックしておくと、すぐにキッチンに運べて使いやすい。 最近では野遊や土歩もこのコンテナを一人で持てるようになり、頼もしい限り。

うちのように、医食住、エネルギーを自給してしまえば、月々のペイは限りなく低い。 家賃もローンもない。 こういう安定した生活を築く事で、月何十万という定期収入がなくとも、ビクともしない。

だからこそ、たまに依頼される仕事だけで十分やっていける。 嫌な仕事ややりたくない事は断固として断る。 「来月仕事ナシ?」 「ラッキー自分の家のリフォームが進められる!」 というノリ。

やりたい事をするためには、嫌な事を辞めていく事からだぜ~♪

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