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田舎暮らしと地域の祭りは切り離せない

毎年、10月の第一土日は、地域の氏神様の秋の大祭。


獅子組は朝、5:30に集合して、神社で御祓い。


最前列は太鼓打ち。


御祓いの後、獅子の奉納。


その後は氏子の家々を獅子が回る。


築90年を超える秋山家本宅での奉納。


獅子の奉納の前後には天ぷらやお酒の接待。 獅子は47軒の氏子の家々の座敷で奉納する。


獅子について回る子どもたちが、空き地で遊ぶのが微笑ましい。


廃材天国にも獅子は来て頂く。


中学生の野遊に同級生と奉納してもらう。


廃材の家は広いので、鴨居にぶつかる心配がない。


やっぱり、プレミアムビールで接待。


これからが楽しみな若者の獅子が最高だった。


廃材天国から徒歩一分のコンビニでも奉納。


暗くなる頃に、講中の方が営む居酒屋で奉納して終了。


翌日の日曜日が本祭り。 6つの部落の獅子が神社で一斉奉納。


太鼓台も奉納。


その後、神社から御神体が、御神輿に乗って、当夜の部落を目指す。


お旅所での神事。 一週間前にみんなで草刈りするのが習わし。 それが傑作で、7時からの草刈りで、7時に行ったらもう終わってるという、スピード。 みんな超早めに来てバリバリやるからねー。 そのノリについて行けないと、田舎暮らしには馴染めんよ。


ここでも獅子組の一斉奉納。 かなりカオスでアゲアゲな場に突入する。


にこちゃんと土歩は子ども会の神輿に参加。 学校に行ってなくても、祭りにはワクワクで参加する。

と、二日間で、かなり詰め込みで大盛り上がりの祭りになった。 僕も獅子組みと子ども会と両方の世話をしてるので、超充実した祭りだった。

昔のように、祭りの時にだけは天ぷらとうどん、酒も呑み放題という、ハレとケのメリハリが無くなったかのような現代。 しかし、現代の祭りには昔のそれとはまた違った意味合いでの、メリハリがある。

勤めに行ってたり、自営だったり、公務員だったり、経営者だったり、はたまた職がなかったり、、、。 そういう価値観や境遇が異なっても、地域社会でたまたま近所というだけで、こういう濃い付き合いをせざるを得ない。

フィンドホーンやオーロヴェルのようなエコビレッジもええけど、この封建的で保守的な村社会が中からエコになるのが芯の革命だぞ!! いや、ここにはエコとか小さい価値観の尺度で測りえない、営々と営まれてきた、文字通りの文化と歴史という迫力がある。

自給自足やエコやロハス以前に、地域社会での人間関係あってのもの。 この付き合いが出来ないで理想を語るなかれ!!

秋山家の先祖からの代々のお陰で、廃材天国という奇怪なスタイルでさえ、排除されずに一緒に付き合いをして頂ける事がなによりありがたい。 てことは、今の僕ら夫婦のあり方で、子や孫や子孫がどう扱われるかも左右する。

先祖に感謝する事と、これから自分がどう生きるかはセットなのだ。

これを分けては生きていけないぞ!!!

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