移住して、古民家で暮らす友人からメール。
「溶接がしたいけど、どんな溶接機がおススメなの?」
これは難しい質問。 ホビー用のちっちゃなのでは、細い溶接棒しか溶けない。 しかし、プロ用のは高い。
仕事で使う訳じゃないので、どこまでの性能を求めるか? これは丸ノコやインパクトドライバーなどの基本的な道具にも共通する課題。
遊びで、犬小屋作ったり、本棚作ったりする程度の日曜大工なら、ホビー用の安い道具でいい。 しかし、家一軒建てないまでも、床を張りなおしたり、道具小屋でも建てようというのなら、プロ仕様の道具が欲しくなる。
結論は、プロ用の道具の古くなったのをヤフオクで探す。
外見がボロボロでも、「動作確認済み」のなら大丈夫。 新品で3万ぐらいの道具でも数千円ぐらいで買える。
田舎暮らしや自給自足において、溶接が出来ると、鉄工作業の幅がグンと広がる。 溶接機は絶対あった方がいい!
これは他の方にも教えたい情報なので、ブログの記事にして説明する事にした。







どこの家庭でも、単相の200Vは取れる。 三相の200Vは毎月の基本料が高いので、よっぽどジャンジャン使わないと引き込まない方がいい。


基本は溶接機を置いてある、作業場で溶接する。 その時には短いケーブルでいい。 ただ、200Vの溶接機は普通のドラムリールで遠くに持っていけない。 この30mあれば、母屋まで引っ張れる。 薪ストーブの補修や、先日の五右衛門風呂の焚口修理の時などに使った。



鉄板の厚み 溶接棒の太さ 電流の強さ
この3つがマッチしないと上手く溶接出来ない。 色々と試行錯誤を繰り返してるうちに、分かってくるもの。


他にも鉄板を切るための、ディスクグラインダー、高速切断機などの道具も必要。
このぐらいのポイントを押さえると、かなりの溶接作業が可能。 やればやる程スキルは上がる。
「必要は発明の母」 と言うが、専門的に勉強したり、どこかで習わないと出来ない事などない。
自分の生活のために必要なものをブッツケ本番で自作するのだ!!!