ピザ窯作り以外の、沖縄報告。
まず、海が超キレイ! 窯作り以外の時間で、夕方に泳いだ。 やっぱり、こんだけキレイだと、浮いてるだけでも気持ちいい。
それから食べ物も美味しい。 これはもずくの天ぷら白身魚入り。 魚の白身のフワッと感ともずくの風味の相性が最高!
島のお母さんの手作りジューシー。 鶏肉入りと魚のと二種類あって、どちらも美味しかった。 これは店では出てこない本当の島の味。
毎日夕日が最高! 行ってた間はずっと天気がよく、毎日違う表情の夕日が拝めた。
島の祭り、ウンナーにも参加! 赤ちゃんが産まれたとか、引越ししてきたなどのおめでたい家々をみんなで回る。
よそ者の飛び入り参加は歓迎のようで、島人に混じってカチャーシーを踊りまくった。 そしたら、島流の泡盛の回しのみで次々飲ませてくれる。 一升瓶を持ってる人が、コップに泡盛を入れて、次々にみんなの口へと注いで飲ませる方式。 これが「いちゃりばちょでー」(出会えば兄弟)という、文化の表れやと感激した。
それまで二つに分かれて、部落を回ってた踊り隊が村の中心に集まると、祭りも佳境に入る。
両方の代表の若者が出ての、騎馬戦。
騎馬同士をぶつからせ、お互いに乗り込んで本気で落としあい。
いよいよメインの巨大綱引き。
見てると、 「兄さんも入って、入って!」 と、綱引きにも参加。
一体何人対何人なのかサッパリ分からない、凄い人数。
更に、最後は相撲大会。 相撲を取る子どもたちより、親が騒いで凄い熱気。 この後、大人の相撲まで入れると12時を回るという勢い。
この後は、本土に渡っての観光。
名所の万座毛。 凄い迫力だった。
やちむんの里、読谷山窯。 これも、凄かった。
やちむんの里の中のガラス工房。 ド暑い中、更に熱いガラスの工房。
巨石好きにはたまらない、「せーふぁーうたき」。
お土産は、「牧志公設市場」で。 外国に行っても、日本でも、市場と聞くと絶対に行きたくなる。
いらぶー(海蛇)の燻製。 「結構尾高いな。」と、思いながら、 「ここでしか、買えんし!」と思い、 買って帰ったにもかかわらず、誰一人として喜ばなかった、、、。
青いのがイラブチャー、茶色のがミーバイ。 カラフルな魚が並ぶ。
イセエビも様々なカラーリングで見てるだけでも楽しい。
高級魚、アカジンミーバイを買って、「持ち上げ」という、二階で料理してもらう。
ノコギリガザミと瀬戸内のワタリガニの勝負とばかりに、こらも買って、持ち上げ。
ミーバイの刺身はヤバ旨!
煮付けも超の付く上品さ。
実は一番滋味深い味わいだったのが、このアラ汁。
「さあ、お待ちかねのノコギリガザミだー!」
と、、、。
写真に撮り、掴んで食べようとした瞬間、、、。
これはカニじゃないと、直感的に理解した。
ついさっき、好奇心から写真に撮った「ヤシガニ」ではあるまいか???
じ「すみませーーーん、これ注文したのと違うんですけどー。」 店「えっ、ゴメンゴメン。」
隣のお客さんの注文の品だった。 「アレ、買ったんやー。」とビックリしつつも、まだ手はつけてなかったんで、一安心。
ちなみに、ノコギリガザミは2000~5000円。 ヤシガニは8000~20000円と、超お高い。
地元の人に聞くと、まず食べないそうな、、、。
こちらが本命のノコギリガザミ。
瀬戸内産ワタリガニとの勝敗は???
うーーーん。 甲乙点けがたい、、、。
この料理はネギショウガ炒めという、少し変化球にも関わらず、カニ独特の上品な身と濃厚なミソのタッグに酔いしれた。
結果は、どっちも美味しい◎。
カウンターだけの、150種泡盛を備えるという魅力的な店に遭遇。 しかも、何とオーナーが香川出身という、超盛り上がる出逢いだった。
他にも、バーで仕上げに呑んでて、隣の人と意気投合して、 「次行きましょー!」 と、「いちゃりばちょーでー」ぶりを謳歌したり。
初めて訪れた沖縄だったが、イキナリ超ディープな所まで踏み込めた。
いや、そもそもの島への招待から、ディープにならざるを得ない状況。
しかし、僕のように、感覚と嗅覚が研ぎ澄まされてくると、分かるのだ。 「この店は面白い。」 「この人はちょっと違う。」 という、雰囲気が。
それは、遠慮気味に空気を読んでたんでは、ダメダメ。 自分の発するオーラが、逆に面白い出逢いを引き寄せるのだ。
と、まあ、面白い旅だった。
また、来るね~。
前回の記事で、廃材天国に帰り、「やっぱ、日常の『ケ』が大事なんだ!」と言ったが、 この、好奇心からアドレナリン全開の『ハレ』が、当然楽しくない筈がないぞ!!
いやー、今度は家族で、石垣島を中心とした八重山諸島を巡りたい!!!
廃材天国HP http://haizaitengoku.com/
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