日常の晩ご飯。
薪ストーブでカブを焼く。
大量のスリごまと醤油だけの和えもの。 ユズの香りが上品。 ゴマはじっくりと炒って、すり鉢で丁寧にする。 力を入れてグイグイとやらない程いい香りになる。
白菜も焼く。
焼けたらハサミで切って、ポン酢自家製ポン酢とアツアツのゴマ油をジュッと回しかける。 ダイダイ酢と醤油に昆布と鰹節を漬けこんだポン酢と、圧搾の濃いごま油の相性が素晴らしい。
キムチ、菊イモの粕漬け、カブの浅漬け、白菜の浅漬け。 アミエビやナンプラーを使わないベジキムチでも、発酵パワーで超美味しい。 菊イモの粕漬けの酒粕は純米吟醸の酒粕で、甘酒と塩を入れるだけでトローリ濃厚な粕床になる。 単なる浅漬けだってバカに出来ない。 これらが酵素の源。
簡単でシンプルな野菜料理に漬けもの、そして玄米ご飯。 これが日常のご飯。 粗食だけど極めて美味しい。 現代ではこんなのが贅沢食。
野菜そのものが美味しいし、テキトーに2品ぐらい作って後は漬物や常備菜で、立派なディナーになる。 お惣菜を作り過ぎても玄米の消費量が減る。 とにもかくにも玄米を一杯食べる。
毎朝のスルスルウンコが健康のバロメーター。 旅に行ったりすると、とたんにウンコの様子が変わるのがよく分かる。 つくづくウォッシュレットって、油と砂糖と粉が生み出させたんやなーと納得する。
日本の風土で育ったお米と野菜で生活する。 自分の身体も代々受け継がれてきた日本人だから。
身土不二。 一物全体食。 旬のもの。 この3つを満たし、穀類中心。 たったこんだけ。 無駄な屁理屈は要らん。
自画杜撰な生き方の根幹はこのテキトー食からだ!!!
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