9月21、22、23日と2泊3日で「自給自足合宿」と題して、7名の者が廃材天国でみっちり修業した。 それは早々と申し込みがあり、終わった後も、「来てよかった!」と好評だった。
今後、2泊3日級の合宿は年に2回ぐらいづつやっていこうと思う。
http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e692520.html 9月の自給自足合宿一日目
自給自足と言っても、様々なスタイルがある。 うちはその中の一つに過ぎない。
でもハッキリと言えるのは、自分で責任を持った自由でクリエイティブな生活には豊かさや満足がセットになるという事。 セットというのは同時に叶ってるのだ。 長い苦労と引き換えに、栄光の成功の道があったりするのではない。 すなわち、志半ばで夢叶わずなんて現象は起こりっこない。
もう、我武者羅に頑張って成功を目指すのなんて古臭い。 儲けを上げビジネスを発展させ、日常の生活がもぬけの殻になった結果の「悪いお手本」は山ほど見てきたやろ。 逆に世のため人のためと頑張りぬいて、自分の生活もままならないというのも困ったもの。 更に酷いのは現実見てたら生きていけないと、仮想現実の中に自分の居場所を委ねてみたり。 アトピーや鬱が「ごく自然な反応。」と呼ばれる社会やからねー。
若いうちには一生懸命働いて、年取ったら悠々自適な自由な生活をするんだという、休暇中の日本人の説教を南国の島国の若者にしたら、「もうやってるし♪」という答えの返ってくる笑い話があったよね。 古過ぎー。 でもこの古い話を、「笑えない、、、!」という例が現代にもゴロゴロしてる訳。
田舎暮らしや自給自足はスキルやノウハウじゃない。 て事が、前回の合宿の参加者には伝わってると思う。
そう、何かを身につけて課題をクリアできると可能になるとか言う次元ではない。 自分のやりたい生活のための労働に日々の時間の大半を費やす。 その事で、他人との競争や駆け引きに翻弄される事もない。 まして、この社会の現実に疲れて引きこもったり鬱になる暇も余裕もない。
今の社会の常識から逸脱して結構。 むしろ、それを誘うのがこの合宿の目的でもある。 真に豊かで贅沢な「自分の生活」とはどこにあるのか?
僕が13年やってきた廃材を集めての生活。 その中の「これでいいのだ!」という境地はお伝えできる。 医、食、住、エネルギーを自給してこそ、後の「本当にやりたい事」が無理なく自発的に出てくる。
自給自足とは夢や目的であってはならないのだ
それは自由でやりたい事を実現するための第一ステップと思った方がいい。 もちろんこれは「求める者」にだけで十分。 必要としない者に無理強いしたり、余計なおせっかいを焼くつもりは毛頭ない。
とはいえ、年に2回の2泊3日の合宿は定員や日程が合わないと難しい。 そこで今度は日帰りの「廃材天国見学会」を開催することにした。 第一回目の日時は12月15日(日曜日)に行う。
詳細は以下の廃材天国のHP内のリンクへ!
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