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廃畳の処分方法とは?

廃材天国では、タタミ屋から廃畳をもらって、敷いてる。

畳屋に行くと、かなり状態のいい畳がタダでもらえる。 賃貸物件で入居者が替わる度に入れ替えるという贅沢な背景があって。

8年前に廃材天国に住み始める時に、もらって敷いてたのが傷んで来たので、新たに増築する部屋の壁に使った。 すぐに、また新たしい廃畳をもらって敷いた。

畳の中にも色々あって、 完全にワラとイグサだけの本畳(滅多にない)、 イグサの下はワラだが、芯はタタミボードという紙のリサイクル品、 イグサ以外は全てタタミボード、 イグサの下にワラ、芯はスタイロフォーム(意外と高価)、 中には畳表にイグサすら使っていない、オールニセモノタタミまである。

何でも本物がいいが、本物は高い。 それが正当な値段でも、他が安すぎるとそう写る。

しかし、意外とスタイロフォーム畳などは安くない。 それは軽くて断熱性に優れてるというフレコミで。 ダイケンなどのオールタタミボードのも、耐久性に優れてるそうな。

全てにおいて、長所と短所がある。 何を選択するのかは、施主の価値観による。

秋山陣という施主が選ぶのは、廃畳! 絶対に廃畳!!

しかし畳の処分って、大変&お金がかかるイメージがある。 もちろん、産廃屋だけじゃなく、最近では市や町のゴミ処理場に持って行ってもタダでは処分してくれない。

そこで、自力で処分する(これはスタイロ畳の場合)。















大抵廃畳って、納屋や軒下に置いておくと邪魔になるんで、雨ざらしにされたりする。 そういう風な、 「いずれ、何とかしよう、、、。」 のような、弱腰で、先延ばしにするといけない。

今回のように、素早いレスポンスで乾いた状態での焼却はあっという間。 冒頭のリンクのスタイロ畳なら、バラして貴重なスタイロフォームを取る方向に動く。

果樹園に敷いて腐らせるという話もあるが、戦前の畳というぐらい古くないとダメ。 それは数十年も前から、全部ワラの本畳でも、糸だけはナイロン製だから。 ワラは腐ってもその糸が残り、これが草刈機に絡み付いてどうしようもない。

廃材なり、廃畳をもらって利用するのは簡単。 要はこういう使わないものの処分法を知っていればいい。

廃材集めてゴミ屋敷になったのではダメダメ。 上手く集めて、上手く処分しながら、上手く利用する。

今回のようにサラッとこなせないと、 「大変やーーー!」 となって、次に続かない。

それが出来るから廃材天国なのだ!

初めっから出来た訳ではない。

「タダより高いもんはない」 そう。 それを十分に経験した。

多大な労力を厭わずに解体現場に通い、莫大な時間をかけて家族で住める廃材の家を二軒建てた。 この経験を経て、やっと軽くこなせるまでに至っている。

イキナリ、簡単にやれると思うなよ!!!

でも、ぼちぼちやろうね♪

#廃畳

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