いやーーー。 毎日やり続けても飽きない廃材建築。 自分でも廃材マニアの溢れるエネルギーに驚くばかり。


こんな大きなドアは測って、作って、後でつけるなんて芸当は不可能。 柱に自作蝶番つけてから、一本づつ材を当ててみて、構築する。 廃材建築の基本は「現場合わせ」。 このドアなんかはその最たるもの。


こうして山となってる廃材はただの産廃。 でも、必要なサイズのを一本づつ拾い上げて組み立ててゆくと立派な建築物になる。

それでも中々減らない、無尽蔵の資源。 減ったら減ったで、欲しくなる。 そうなれば解体屋に電話一本。 それでまた廃材は山と積みこまれる。



「うーん、ここはどんな材を使うか?」 廃材の山に歩けば、自然に必要な材が選ばれる。 頭で考えない。 無作為のような所作。





デザインは廃材が決める。 しばらく作業した後、「おおー、こんな風になってきたんや!」と自分で感動する。
廃材×即興×自由=アート
建築物である以上は強度的、耐久性的に制約がある。 それでも、存分に自分が楽しい方向で遊び尽す事がいい仕事を産む。
結果を見れば分かるやろーーー!!!