最近は廃材の家に引きこもって、子どもたちとある作業に没頭してる。

この二階部分は陶芸の工房と展示場。


内装は一昨年に完成して機能しているものの、外装はこの通り畳のまんま。

お盆明けから、民家のリフォームの現場がスタートする。 それまでに、やろうと思い立った。

切断機でコロコロにカットして、これを積み木にしたらどうか? と、子どもたちに聞いてみた。
野「ええなー!」 土「やろう、やろう!」 に「にこもやるー。」
と全員一致で、やる方向に決定!












こういう初期の段階が大事。 最初は、遅々として進まない。 段取りも分かってないし、考えながらの作業なので。
「一日やってこれだけかー。」 と、思わなくもない。
しかし、ここで途方に暮れて、 「こんなの一人じゃあ無理やわー。」 と、諦めてしまっては、ダメダメ。
廃材利用で、素人が家まで建てようと思えば、 ある程度は「サクサク進む感」が重要になってくる。



子どもたちがやってると、散歩中の近所の人が、 「焚き物積み込んでるのかと思った。」と。
確かにーーー。 実際に、こんな風に丸太を切って、毎日キッチンのステンレスカマドで料理してるし。 廃材の燃料と、家の材料は同一。 人間様の住むオウチだろうが、廃材で十分。
そもそも、廃材をテキトーに切る。 土を練る。 積み込んでゆく。
非常に単純な作業だけど、 自然素材をラフに扱うという気楽さが最高。
キッチリと計ったり、スキマをなくすというような、 精度を求められる作業とは間逆。
子どもが砂場で山作ったり、積み木で遊ぶのと同じレベルなんちゃうかな?
細かい事を考えない 直感と即興 テキトー
これが廃材で家を作り、堂々と自由に暮らす素。 自画杜撰なのだ!!!