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廃材セルフビルドのお店、自作の窯に薪で焼くパン屋探訪

香川県内にも、うち以外に廃材セルフビルドを実践する所がある。


ココ。

この小麦堂の店主の高橋さんは廃材天国に何度も来られた事もある。 「廃材王国」ハセヤンのカナディアンファームにも行かれた事があり、超話が盛り上がった。

場所は高松市鬼無町という盆栽の町にある。 県道33号線沿いの鬼無駅から五色台の山に入った山中。


看板から上に上がると駐車場がある。


駐車場から更に上を目指すと、森の奥に小さな建物が!


本当に大木に囲まれた森の奥。


いい感じの枕木のアプローチを上がると。


セルフビルドのお店に到着。


国産小麦、天然酵母、薪の窯で焼く本格的なパン屋。


たくさん種類のあるパンからみんなワクワクで選ぶ。


バカッと割れたカンパーニュやライ麦パンなどのハード系のパンが充実。


お店も窯も当然高橋さんの手作り。


耐火煉瓦製の立派な石窯。


お店の横にはイートインスペースとして別の小屋がある。


レトロ調のいい感じの室内。


二つの建物の更に奥には造成された土地が!


奥からのビュー。 かなり広いスペース。 ここに森の丸太を使って新たな家を作ろうと計画されてる。


子どもたちもアチコチ散策。


子どもたちは猫と遊んだり。


高橋さんの愛車。 初代ジムニーSJ10! 2ストのエンジンは快調で、うちにもいつもこれに乗って来られる。 カナディアンファームまでもこの車で遠征されたとか。

僕も初めて乗ったのがジムニーだった。 この次の代のSJ30というやはり2サイクルエンジンの古い車だったので、 未だにこの車を乗りこなされてるのには脱帽。


下の駐車場には部品取り用にもう一台。


ユンボにはツカミのアタッチメント! これはうちにも欲しい道具の一つ。


板系の廃材やパン窯用の丸太の廃材も山ほど。


トタン、電柱、U字溝と様々な廃材がストックされてた。


合併浄化槽、塩ビ管、ブロックも大量!


自衛隊風の牽引車も!!


極めつけはスケボーのパーク!!! 娘さんの旦那が相当のスケボーフリークで、一緒にセルフビルドで作られてる。 生コン車を呼ばずに、砕石と袋のセメントをダルマで練っての自作という徹底ぶり。 同規模のパークが愛媛県にあり、業者に作ってもらって300万円かかったそう。 材料代だけなら10分の1ぐらいで出来るんちゃうかな?

いやーーー、凄い!! これだけ集めるにはあらゆる方面へ声を掛けて、自分で取りに行く労力を払う覚悟が必要になる。 そのプロセスは他人事とは思えない。

一旦やり始めると、 「あそこの現場で〇〇が出るけど、要る?」 と向こうから声がかかるようになってくる。

中には、 「えっ、そんなものもらっていいんすか!?」 というようなものも出てくる。

世の中には買ったら高価な資材でも、産廃として棄てられるものが山ほど出る。 それらは毎日毎日処分料を払って棄てられる。

解体屋、 土建屋、 建築屋、 鉄工所、 運送業、 製造業、

「あそこに聞いてみれば、もらえるかも?」 と、思いついたままにアタックするのだ。

タダで家の材料をもらおうとしてるんだ。 ダメで元々。 何十件も当たって、一つぐらいもらえれば御の字。

この一喜一憂する過程の中にこそ歓びがあるのだ。

薪で焼かれたパンも美味しかったが、一人の男の廃材セルフビルドのストーリーを噛み締めた!!!

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