そろそろ、料理用の焚き物が少なくなってきた。
この間、大量にもらった丸鋸の刃の出番。 http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e681992.html
355㎜と大型の刃。 大型の卓上丸鋸に付ける。
以前は新ダイワの高速切断機の鉄鋼用の黒い刃を外してつけてた。 アレはブレーキもないし、機械が軽量なので押さえておかないとキックバックの危険もあり、危ない。 この卓上丸鋸になってから、超快適に炊き物が作れるようになった。
廃材生活において、太い丸太を割るという作業よりも、あらゆるサイズの角材を用途に合わせて切断するという工程がほとんど。 風呂用には50㎝ぐらい。 ステンレスカマド用には2、30㎝ぐらい。 大工さんの木端や、近所の工場から出る梱包材の廃材の中には、丁度切らなくていいようなのも多い。
キッチン用の薪で、一番重宝するのは料理用でビール瓶ぐらいの太さのもの。 野地板級の薄い木端は焚きつけには抜群やけど、そればかりでは持続性がない。 玄米のように、長時間焚くものや、揚げもののように一定に火力が求められる際には、すぐに燃えきるようではダメ。
それで、この卓上丸鋸の出番となる訳。
こういう角材を切断するのはあっという間。 それにしても、グチャグチャの廃材とゴテゴテの廃材建築のカオスぶりが渾然として神妙。
野遊が手伝ってくれて助かる。 使い方さえ抑えておけば、子どもにも安全な道具。
とにかく、大人のやってる事をやりたい。 大人が使ってる道具が使いたい。 実際に使わせるし、危ないかどうかは本人が判断する。 そうやって育ってきた。 彼は大型のチェーンソーや草刈り機が使いたくってしかたがない。
それでもこうして、着々と使える道具のバリエーションが増え、出来る作業も高度になってる。 本人にとっては、どの作業も普通にやってるつもり。 客観的に見る、「手つきが違う!」という評価は彼には関係ない。 褒められて嬉しくない筈はないけど、それが目的じゃない。 もちろん強制的にやらされてるのとも違う。
自分が出来る事が増える喜び。 これは子どもも大人も共通。 ただ子どもの場合は、あっという間に吸収して、メキメキ上達する。 自発的に取り組み、ドンドン成長する。 これが本来の姿なんやろなーと、感動する。
コンテナ一杯の角材も一人で運んでくれるようになった。 土歩にはまだちょっと無理。
一日3食料理して、このコンテナ一杯で3日ぐらい持つ。 夏はしつこく火を入れる料理が少なくって、薪の消費は少ない。 米飴を煮詰めたり、出店用のトマトソースの仕込みとかやると一日で使うこともある。
なので、2、3週間分の焚き物など2時間も作業すれば作ることが出来る。 これで、ガスや灯油からオサラバできるんやから易いもの。
先日、見ず知らずのおっちゃんが、「焚き物要る?」と持ってきた廃材。 いつもは、「50㎝前後に切って来てね。」という条件で受け入れてる。 この時はウカツにいい忘れてた。
供給は無尽蔵の廃材。 地下資源と違って、こういう要らない木が無くなる事はない。 最も、欲しがる人がいないからの話やけど。
ウチは貴重な需要元だけに、受け入れのハードルを上げても問題ない。 とにかく、小さくしないと受け入れないという事にしてある。 事実、廃材があり過ぎて整理が追いついていない。
廃材天国が廃材地獄になってしまうので、、、。
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