コンテナ同士の間のデッキは出来た。 今度はその上に屋根をつける。
このコンテナ同士を繋いだデッキの上に屋根をつける。 ウッドデッキは屋根のあるなしで寿命が段違いだし、暑い時の日除けにもなるので、屋根は必須。
廃材のトタンで養生してある、A級の柱系廃材。 これを使う。 こういう養生用のトタンは気軽に外せるように重石を乗せるぐらいで済ませたい。 しかしビス止めをしておかないと、必ず台風の時に飛んでしまう。
ビス止めしてあったトタンを外して、いい感じの材をチョイス。 105㎜角で3mのキレイな柱材。
コンテナの屋根の上に乗せる梁として使う。 先端と先端の間隔は2.6m。 屋根材はガルバリウムメッキの波板なので、105㎜角という太さで十分という判断。 これが2m間隔で4本入る。
次はこの雨ざらしのB級廃材。
トタンの養生がなくても、この「リン木」を入れて柱同士をくっつかないようにしておくと腐りにくい。 雨が当たった後すぐに乾く環境程、腐りにくくなる。 これも2~3年にはなると思うが強度的には全く問題ない。
土歩に運んでもらう。
バールで釘を抜く。 これが廃材利用の第一歩。
デッキの上に持ち上げる。
ドリルに長いキリを付けて、梁と下の角材を貫通させる。
ノミで彫って、座金とナットで上下から締め付ける。
この梁の上に母屋(モヤ)が乗るので出たボルトは切断する。
梁が4本乗った。
梁に対して90°方向に使う母屋の材料。 解体されてきたままで、泥などのついたまま。
このオービタルサンダーで軽く磨く。
サーッと磨くだけである程度キレイになる。 カンナを当てるまでしなくても、これで充分。
磨いたものを土歩に切り揃えてもらう。 上では野遊が梁をボルトで固定中。
母屋材が15本要るのに、2本足りない事に気づいた。 土歩が測ってカット中に、長さが足りないものがあった事に気づいた。 これは廃材あるある。 テキトーな廃材を寄せ集めて使ってるんでよくある事。
こういう時には解体屋のヤードへ軽トラを飛ばす。 ダンプごと持ってきてもらいたい時は前もって連絡しておくが、 2~3本の廃材なら軽トラで取りに行く。
「足りない!?」 「マジかー!」 「よし、解体屋行って来よう!!」 という流れが楽しくってねー。
あるわあるわ。 廃材の山。 必要な太さと長さのものを2本だけ物色。
廃材は常に重機によって折られた状態が多く、105㎜角のような細い柱で長いものは出にくい。 今回欲しかったのは、2.7メートルのものが2本で、たまたま取れた。
これでバッチリ必要な材料が揃った。
ただ解体屋の廃材は重機で掴まれてるので表面のささくれが酷い。
これはグラインダーにつける、鉄工木工共用のサンドアタッチメント。 これも40.80.120番と粒度が選べるので、こういう時は40番で磨く。
大体ささくれが取れればいい。
母屋を乗せる。
一般的な家の構造としては、この母屋の直角方向に垂木が入る。 さらに直角方向に野地板を張る。 その上に瓦などの屋根材という順番。
今回は母屋の上に直接波板を打ち付けるので、非常に楽。
さあ、これで構造が見えてきたー!
次は波板の水勾配をどう取るか?
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