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庭木の抜根には、チェーンブロックを上手く使おう

最近は天気がよく、子どもたちと薪を運んだり廃材置き場の片付けをしたり作業がはかどる。


イチョウの切り株。 あっこちゃんが畑作業をしてて、こいつをどけて欲しいと。 以前に植えてて、畑の日陰になるので切った切り株。 雑木は切っても毎年生えてくるので、上は草刈機で刈ってた。 という事は根は生きてる。

ツルハシを取りに行った時にチェーンが目についた。 こんな小さな切り株でも、ツルハシとスコップで掘り起こすのは難儀なもの。 チェーンを巻いて、チェーンブロックで引っ張り上げるアイデアを閃いた。 チェーンブロックで切り株を引っ張り上げた事はないけど、廃材天国建設時には7m超えの梁を持ち上げたりと随分使った。


積み木建築の上に梁を乗せる時とか。


真ん中の大黒柱を立ち上げてる所。 一度小さな三脚で持ち上げたのを、アルミの脚立で受けておいて、新たな支柱にチェーンブロックを掛け替えて上げた。 チェーンブロックのストロークは2、5mなので、こういう時には一度仮置きして掛け替えると更に高い所へ持ち上げられる。


これなどは左の低い方から丸太を持ち上げたのを右の大黒柱の方へ横移動させてる所。 チェーンブロックを2台使うとこういう技を決められる。 しかし、脚立を降りて反対側に行ってはガリガリ、また反対側に上ってガリガリと、まさに牛歩のあゆみの如きだった。


こんな感じで上手くいった。 廃材天国建設時には全く一人での作業だったので、工夫を重ねてどうにかこうにかと言った具合。


廃材置き場から三脚に使えそうな木をみつくろってチェーンで束ねる。


これがチェーンブロック。


切り株にドリルで穴を開けて、吊るすための段取りをする。


鉄筋を通してチェーンを巻く。


楽しそうなので子どもたちが寄ってきた。


おおーー! 持ち上がってきた。


代わる代わるガリガリやる。


出たーーーっ!!


ぶら下がった状態で突っつくと土を落としやすい。


隣にもう一つ。 こちらはカリンの切り株。 3、4mぐらいには成長してたけど、これも邪魔になったので切った。 木って以外と早く大きくなるんで、計画的に植えないとね。


また代わりばんこにガリガリ。 さっきより重い!


にこちゃんも挑戦。


このメキメキメキッと出てくるのが楽しい。 このチェーンブロックで1t吊るせるので、このぐらいの切り株は楽勝。


2個目も上手くいった。

先日の解体現場では想定外のコンクリ塊の重さでワイヤーがブチッと切れてしまった。 今回でも、切り株に通す鉄筋の太さやかけるチェーンの選択はかかる荷重を想定して決める。 こういうのは、「あの時はアレでいけたな。」という経験でしか分からない。 重いものを吊るすというのは危ないからね。

やりたがりの子どもたちの登場もあって、超サクッと2個の切り株を掘り起こし終えた。 実は最近チェーンブロックをあまり使ってなくて、「チェーンブロックや!!」と閃いたものの、段取りにマゴついた。 とは言え、以前やった事のある作業は身体が覚えてる。 ツルハシとスコップで掘るのを考えると超快適な作業だった。

最近は頼まれた仕事もなく、廃材天国内の作業に集中出来て嬉しい。 ヨソへ出かける廃材建築などの仕事も楽しいには楽しいけど、やはり【自分の生活のための作業】という仕事が一番!

作業というエンターテイメントで自足するのだ。 そのためには、自分を飽きさせないありとあらゆるジャンルの作業メニューを用意する必要がある。

ていうか、必然に迫られて「自分でやるぞ!」と自分で自分を奮起させるのだ!!!

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