まずは片方のドアのメドがついたので、反対側のドアの蝶番も作る。
前回の片方2枚方式から、2in1方式に変えた。 初めての創作と違って、勝手が分かってるので、半分以下の時間で完成させられる。
高校生の頃に割烹でバイトしてて、厨房の壁に「早く、キレイに、ていねいに!」と書かれてるのを「そんなん無理やん!」と思ってた。 でも、実際に作業に慣れると実現化する。 体験しないうちには想像出来ないぐらいに。
こんな感じ。
うまく稼働する。 筋交いをい入れた事で、細い材でもグニャグニャしない強度が出た。
ここからが楽しみ。 廃材天国ならではのドアになる。 ベニヤ板張ったり、波トタンでは面白くないからね。
作業中、こんなのが来た。 旅しながら、出会った人にインタビューする「旅する種」というインターネットラジオを発信してる。
屋根の上にはソーラーパネル、自転車のダイナモを利用した風力発電、おまけに車は天ぷらカー。 子どもたちはこの「キャンピングカー」に憧れる。 でもうちのような土着生活してたら、滅多に使えない、、、。
夜は子どもたちの「うまうま亭」が開店した。 野遊主導で、大人は一切手伝いしない。
にこちゃんの書いたメニュー。
野遊の書いたのを真似てにこちゃんが書いたよう。
前菜のサラダと無濾過生原酒。 いつもと器が違ってちゃんと雰囲気出してる。
キノコの炒め物。 これはにこちゃんが一人で作ったそう。 醤油味が美味しい。
白菜と厚揚げの煮物に、自家製紅ショウガが乗ってた。 意外に相性がよかった。 この二者は出汁なし塩だけという究極的な味つけにも関わらず美味しかった。 塩加減と野菜の味の大切さの分かる逸品。
カリカリの菊イモチップスと生の白菜が合う。 自分の畑の人参も生が強烈に美味しい。
全て薪ストーブでの調理。 薪ストーブの方が、ステンレスカマドよりも火加減が難しい。
デザートはオリーブオイルと塩の効いた焼きリンゴ。 白菜がトッピングされてる。
ちゃんと盛りつけて順に出てくるという、ほんとに店に行ったような気分が味わえる。 野遊の気分で開かれるだけに、貴重なお店。
自分で繰り返し料理することで、このぐらいの野菜には水分をどのぐらい入れて、塩をどのぐらい入れたらいいかという塩梅が分かる。 特に野遊はいい意味で、自分が美味しいと感じる範囲が狭い。 自分が美味しいと思えるものを作るのが料理の原点。
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