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天日干しのお米の脱穀作業

今年は稲の乾燥のスピードがとんでもなく早い。

例年は二週間から三週間ぐらいは吊るして乾燥させるのが普通。 今年は10日で、乾燥し過ぎぐらい。 自然乾燥にし過ぎはないとは言え、いい加減に脱穀せな。


という訳で、脱穀開始!


ハーベスタという脱穀機に稲束をカマすと、ガンガン脱穀してくれる。

刈り取りと脱穀を同時にするのがコンバイン。 コンバインの問題は、機械本体がお高いという事と、刈り取って未乾燥のまま脱穀される事。 刈り取り直後に乾燥機に入れないといけない。

手植えで、自然乾燥というちのスタイルは、刈り取りはバインダー、脱穀はハーベスタ。 大物農機具はトラクター、バインダー、ハーベスタの3台。

おじいちゃんがメインの田んぼをバリバリやってた頃は、 四畝(約120坪)だけ、不耕起、手植え、手刈り、足踏み脱穀と全く農機具フリーでやってた。 その時の雰囲気で一反ぐらいまでなら、手刈り&足踏み脱穀でも、苦にならないとは思う。

今の三反の面積で、家族総出の作業と言えば、籾蒔き1日、田植え3日、稲刈り3日、脱穀1日。 最後の籾摺りは籾摺り場に持って行く(1時間ぐらいでザーッと玄米になる)。

後は一人が、トラクターで代掻きしたり、植えた後の水の管理ぐらい。 除草剤ナシでも、ジャンボタニシが除草してくれて、草取りの労力がないのが大きい。


にこちゃんが籾の袋が一杯になると、呼んでくれる係。


土歩はワラの束を田んぼ中に広げてくれる。


ハーベスタでの脱穀は速い、速い!


軽トラがすぐに籾の袋で一杯になる。


合間に杭を抜く。


ハーベスタが通った後、スサの列が残る。


最高のワラスサ。 子ども部屋の内装の自作漆喰に使ったり、先日の五右衛門風呂の修理にも使った。 手作りハウスにまつわる、あらゆる場面で出番がある。


しめ縄用のワラを確保する。


畑の倉庫にも、敷き藁用にストックする。 一部は鰹や鰆のワラ焼きの時に重宝する。


乾燥済みなので、籾摺り場に行くまでこうして置いておける。


乾燥用のハゼの木は家に持って帰る。


母屋と納屋の間の上に持ち上げて保管。


田んぼでは稲の束をバラバラにして、広げる。 これで、来年の春まで放っておく。

これで、廃材天国、実家、弟の源とこの家族、妹の雅の分、みんなの一年分のお米が賄える。 普通に玄米で炊いて食べるだけじゃなく、麹にして甘酒や味噌にしたり、玄米珈琲や米粉に加工して使ったり。

無農薬の玄米を買わずに、ジャンジャン使える贅沢は最高!!!

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