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塗装のコツ、「錆落とし」と「錆止め」と「本塗装」の手順紹介

ここの所は毎日ゲストハウスの作業に勤しんでる。

今年の猛暑の勢いはまだまだ激しいが、 自分の家での作業なのでしょっちゅう水浴びしてクールダウンしながら快適にやってる。


筋交いは入ったが、無塗装の異形鉄筋なのですぐに錆びるので、塗装する必要がある。 電柱とコンテナを固定してある分厚い鉄板も錆び始めてるし。


グラインダーに真鍮のカップブラシをつけて磨くとあっという間にキレイになる。


このぐらい丁寧に錆を落としておくといい。


錆止めの下地塗料。 まずこれを塗ってから、本塗装すると塗装の耐久性が上がる。


こんな感じ。


鉄筋とターンバックルも全部塗った。


コンテナの間を床にするための下地となる電柱を支えるアングルにも。


乾いてから黒の塗料で本塗装する。


これでまず錆びない。


4つのバッテンと8箇所の根元全て塗り終えた。 錆落としから、下地塗装、本塗装とかなりの手間がかかる。 しかしここまでやっとくと10年近くは錆びずにいける。

で、塗装も終わり、コンテナとコンテナの間のデッキ作りに入ろうとしてた。

せっかくデッキを作るのなら、コンテナとコンテナの間だけじゃなく、シャッターの前部分にも作りたくなった。


丁度いい電柱を用意して。


電柱が転がらないように仮受けをつける。


持ち上げた。 3mぐらいの電柱なので、一人で十分。


コンテナのシャッターの下部分にもそれぞれ下地が要る。 電柱を新たに固定するのはめんどうなので、鉄材を選択。 これなら溶接で固定出来るので割と簡単。


これまた凄く錆びてる。


カップブラシで材料が熱くなるぐらい入念に磨く。


錆止めを塗り。


本塗装。


重かった~~。 3mの電柱よりも、2.4mのアングルの方が重い、、、。


反対側も。

デッキの下地を入れながら、階段のアイデアなんかも閃いた。 階段は木で作るのが圧倒的に簡単だが、腐りやすい。 全て電柱で作るという事も考えたのだが、電柱の多用はワンパターンで面白くない。

そこで!

石を使う事にした!!

こういう新しい閃きが一番ワクワクする。 これがないと、このクソ暑い中でノリノリのモチベーションを維持する事は出来ないのだ。

そして閃いたアイデアを形にする。 一つ、一つ。 コツコツと。 一人での作業に、「中々進まんなー。」というイライラは禁物。

「一日やって、これだけか、、、。」 こういうマインドではダメダメ。

延々と続くかのような作業もコツコツやってりゃ必ず終わるのだ。

現実には「キツイ作業」や「大変な労働」でも、嫌々やってたり、人から命令されたりすると続かない。

「自分のアイデア」 「独自の創造性」 「創意工夫」 これらを駆使して取り組むセルフビルドは最早アートだ!

そう。 ただの労働じゃなく、これは作品作りをしているのだ。

作品と呼ぶからには、自分が作る工程を楽しみ、出来た結果にも満足に値するものじゃないと意味がない。

ここが既存の建物のリフォームじゃなく、一からセルフビルドする最大の醍醐味。 どの工程を取ってみても、随所に自分の判断や作業がデザインとなり現れるのだ。

そして一日の終わりに、 「ここまで来たか!」 とシゲシゲと眺める時間が最高!

今日も暑いけどバリバリやるぜーーー!! 猛暑ごとき、自分の情熱でねじ伏せろ!!!

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