天草に行く前になるが、古民家のリフォームを手掛けた。

ここは先日紹介した、「こどもえん あさの実」のトウヨウくんが、借りてる。 で、これからゲストハウスとして活用したいとか。


右にも個室があり、その右の部屋から座敷の部屋を通らずにトイレに行けるようにして欲しいという依頼。














ギリギリ一日で完成まで持っていったが、キツかった、、、。 解体して、ザッと適当に機能だけを満たすだけじゃなく、こういう既存のピッタリとした家に合うようにするには、少々の努力が必要。 まあ、一日の突貫工事にしては上出来。
自分の家ではここまでしないが、頼まれた仕事の場合には、今までの経験とスキルを全力で出し切る。 全力でやっても大工さんの仕事には及ばないが、8割方ぐらいまでは持っていける。
実際に本当に丁寧な仕事を要求する場合には、時間が必要。 ミリ単位で丁寧にやって、スキマなく合わせる仕事をするには、ゆっくりとじっくりと掛からなくてはいけない。
機能を満たすのと、そういう丁寧さのバランスは、その現場や施主との相談でかなり変わる。 予算の事もあるし、お互いに納得が出来る線を目指す。
廃材建築のプロは大工のように、「そんないい加減な仕事は出来ねえ。」というプライドは持ち合わせていない。 その辺りは臨機応変に対応する。
いい加減でもいい所は、極めていい加減にする。 プロの、「こういう風にするのが当たり前」という常識そのものがおかしいんやから。
そういう囚われた常識から開放され、施主にとっても、自分にとっても真に「良い加減」を目指すのだ!!!