







夕方早目には片付けまでキチンと終える事ができた。 この季節は木や植物のためにもいいし、作業する人間にとっても楽でいい。

手巻き寿司パーティー。 寿司飯は玄米ご飯に塩、梅酢、米酢、味醂で味付けしてある、砂糖レス。 これに炒りたてのゴマと自家製紅ショウガのミジン切りを混ぜると完璧。 梅酢とリンゴジュースでやるレシピもある。 何せ、寿司飯って砂糖の使用量が凄いからねー。
ヒラメ、サヨリ、アナゴ、イカ、納豆を仕入れ、庭の鶏の卵で卵焼き。 菜園の葉っぱを薬味にして各自好きに巻くのが楽しい。 ヒラメのアラのお吸い物が超美味しかった。


野遊と土歩は一軒目の廃材ハウスで県内の助産婦さんに来てもらっての自宅出産だった。 助産婦さんに来てもらうとはいえ、一応病院の定期検診にも行った。 にこちゃんの時は、「必要だと感じたら行くようにするわ。」とあっこちゃん。 どうも最後まで必要と感じなかったようで、一度も病院に行かず、助産婦さんにも来てもらわずの、完全に自力出産だった。 僕も取り上げるのは3人目で慣れてたし。 胎盤料理もレベルが上がってきた。
法務局の役人がやってきて、PCで誕生シーンなんかを見せる事になった。 それは自力出産仲間から聞いてた。 市役所の出生届けに医者や助産婦のサインじゃなく、旦那の名前で「私が取り上げました。」と書いただけではダメみたい。 カピカピの長~いへその緒を見せると若い方の役人は目がテンになってた。
「犬や猫は自分で産んでるのに、人間だけ病院じゃないといけない訳がない。」というあっこちゃんのシンプルな発想の自力出産。 今では助産婦さんという選択肢も少なくない。 何より彼女は病院と自宅の両方を経験してて、圧倒的に「自宅に限る!」と言う程、生む時も生んだ後も超楽なんだとか。
うちの自給自足コンテンツの中で苦しくてしんどいモノなどない。 全て「その方が楽だからやってる。」に過ぎない。
数十年前まで当たり前だった事が、突然現代人に不可能になる筈がないではないか! 何も縄文時代にさかのぼるのを目指してる訳ではないぞ。 出産にしても手作りの食やセルフビルド、これらは今後楽で気持ちよく生きるためのごく自然な選択肢なのだ!!!