コンテナハウスの作業再開。
廃材天国内に建設中のゲストハウス。
古電柱の先端とコンテナは6㎜の鉄板を溶接して、ボルトで固定した。 それは3月の末の事。 それからしばらくヨソの工事で中断してた。
最近また作業再開!
ここに筋交いを入れないといけない。 「筋交い」は超大事。
何せ一軒目の廃材ハウス建設中に、仮の筋交いを外してペチャンコに倒壊させた苦い経験がある、、、。
当時はほんとによく分かってなくって、ちょくちょく来てくれる近所のおっちゃんに、 「適当な廃材でええから、斜めに突っ張って固定しとくんや。」 と言われて、素直にやったにはやった。 で、その仮の筋交いから本式の筋交いに替える時に事故は起こった。
ここまでは順調だった、、、。
ドーーーンという爆音と共に、無残な姿に、、、。
火事で燃えてなくなった訳ではないので、またバールでコツコツ解体して、同じ材料を使って再建。
確か倒壊する前までに要した時間は2ヶ月ぐらい。 素人が「あーでもない、こーでもない。」と、手順も段取りも全然分かってなかった。 でも、再建して同じ所まで持っていくのは2週間ぐらいだった。 まあ、部品があって段取りが分かってたらそんなもの。 ついでに隣に増設したりする余裕さえ生まれた。
というような経験も今では笑い話。 とにかく筋交いは大事だという事!!
古電柱の長さを測って。
取り出す。
コンテナに古電柱を受けるための金具を廃材で自作する。
溶接して取り付ける。
実際に古電柱を当ててみる。
こうする事で、カットする角度がよく分かる。
ピッタリと沿うように、チェーンソーでカットする。 こういうのは現場合わせが一番。
反対側も。
コンテナの底の鉄骨にピッタリとはまった。
もう一方のコンテナにも入れる。
こちらも同様に実際に当てながら、チェーンソーで微妙にカットする。
バッチリ入った。
お次はコレ。 コンテナとコンテナの間に床を作るために、古電柱を桁として渡してある。 コンテナは6mあり、この太さの電柱では若干たわみが心配。
真ん中に下から柱を入れようと思ったが、下は資材置き場として使いたいので柱は邪魔になる。
いい廃材を見つけた。 このアングルでコンテナから吊って固定するのを思いついた!
これだけの太さの鉄材をカットするのはチップソーカッター。 グラインダーの切断砥石では大変。
カットして磨く。
こんな感じで上から吊る事で重量を支える。
奥にもつけた。
全部で3箇所つけた。 最初は古電柱を手で叩いたぐらいでも、ボヨンボヨンしてたのがガッチリ固定された。
コンテナの作業はしばらく間が空いてて、 「よし、やるぞ!」 というモチベーションには至ってなかった。
田植えがあったり、草刈りしたり、天ぷら油の回収に行ったり。 もちろんそれはそれで必要な作業ではある。
そういう合間にも、 「筋交い入れななー。」 と思ってはいた。
でも、実際に作業を始める前には、具体的にどうやってやるかの工程は見えてなかった。
具体的に見える
このビジョンが明確な程、前に向いて推進するパワーが湧き上がるのだ。
しかし僕自身でさえ、先に書いたように 「よし!」 とならない時もある。
そんな時はどうしたらいいのか?
麦わら帽子をかぶり、手袋をはめて、現場に行くのだ! そう!! 実際に現場に直面し、動きながら考える。
その中で、 「!!!」 「アレ使ってやったらいいやん!!」 という閃きが来る。
後はそのワクワクしたアイデアに突き動かされるように、怒涛の作業が進み始める。 いいアイデアが浮かんだから、ヤル気にスイッチが入るのではない。
思いつかなくても、モチベーションが上がらなくても結構。
まず何も考えずに始めよ!
動きながら、 状況に直面しながら、 何せスタートするのだ。
こうしない限り、期限のない自分家の作業は進まないぞ。
これが18年間、生活にまつわる事全てをセルフでやり続けられる極意なのだ!!!
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