廃材生活の中でも、重宝する廃畳。
廃畳を普通に畳として利用する、正攻法から始まり、壁面の断熱材など色々使える。 特にスタイロ畳という発砲スチロール入りの軽い畳が、丸鋸で切ったりする時にやりやすい。
しかし、、、。 タダでいくらでももらえるんで、ついもらい過ぎて余ったりする。
しかも、庭で雨ざらしになって哀れな姿に、、、。
一回ビショビショに湿った畳は乾くのに時間がかかる。 しかもこんなもの産廃屋に持って行くと、重さで料金が発生するので、絶対にNG。
相当昔の畳じゃないと、全部が藁の畳でも、大抵糸はナイロン製。 なので、畑の草除けに敷くなんて事には使えない。 そんな事すると、後々草刈りの時に草刈り機に絡み付いて大変!
では、処分方法を披露しよう。
まず「へり」を取る。
スタイロフォームの際にカッターを入れて、真ん中から畳を頑丈に固定してある糸を切る。
斜めにカッターを切り進めるのがコツ。
完全に取れた状態。 片面外し終えると、糸がないので反対側もペロンとキレイに外れる。
中の藁、ゴザ、紙を固めたような板、これらは庭で燃やせる。
湿ってるものはゴザに広げて乾燥させる。
スタイロフォームは貴重な断熱材なので、取っておく。 買うと一枚千円以上する高価なもの。
これで燃やせる部分は燃やしてなくなり、スタイロフォームという断熱材のストックが出来て、処分完了。
慣れるまでは「こんなめんどくさい事やってられるか!」と思ってしまう。 慣れてくると、カッターの入れ方や頻繁に刃を交換したり、サクサク進んでそこまで苦痛じゃない。
廃材利用の生活では、最終的に処分する所までやらないと、廃材のゴミ屋敷になりかねない。 知り合いの家の解体を引き受けた時なんかは、廃材地獄になる。 でも、使えるもの以外の厄介なものも、こうしてコツコツ処分すると、ちゃんとなくなる。
一人で家を建てたり、手植えの田んぼや畑作業、何でもコツコツとしか出来ない。
それでいい!
コツコツ、ジワジワ、ゆっくりと。
この日々の実働により、ローンがなく、ガリガリ稼がなくとも悠々自適という、悦なる境地に入れるのだ!!!
Comments