稲刈りの後よく晴れたので、自然乾燥でも十分に乾いた。 後は脱穀と籾摺りを残すのみ。
いい天気で作業するのも気持ちがいい。
ハーベスタ(脱穀機)始動。
脱穀後のワラは子ども達が田んぼに広げる係。
代わる代わる運んでくれる。
鎌の柄を延長させて、ワラの束を切る。 こうする事で、ワラが土に還り安くなる
ほんと、気持ちいい作業。
ハゼの木を片付けて。
終わったー! 何と1日で終わった。 子ども達が成長してきたので、作業の能率がいい。
ワラ束のカットも全て終わった。
土歩と夕日。
コンバインの袋で47あった。
籾を河野さんの籾摺り場に持っていく。 ご存知の方もいるとは思うが、この籾摺り場は河野さんのセルフビルド。
電柱建築はここで学んだ。 河野さんは乾燥機や籾摺機などの農機具も廃材に近い中古で揃えてある。
18年前にコレを見て、 「自分で出来るんかーー!!」 と廃材セルフビルドに入門した。
籾摺り場内。 全て自作の設備でこの規模。
弟の源と軽トラ2台で行った。
実家の玄米専用の冷蔵庫に保管。
全部は入りきらない。 後の分は普通に納屋の中で保管。
この玄米の紙袋は防虫剤が染み込ませてあり、そうそう虫は来ない。 基本的には、来年の暖かくなるまでにこの外の分を食べて、春から梅雨、夏にかけては冷蔵庫から出して食べる。 こうする事で一年中美味しいお米が食べられる。
今年はウチのヒノヒカリのような植えるのが遅い品種は不作。 コシヒカリ系は豊作なんだそう。
河野さんによると、6月15日までに植えてたら、台風が来るまでにある程度成長してたので、その後も順調だったよう。 ウチは6月の末に植えた(毎年)ので、数ある台風で日照時間が少なかった事で、いつもよりは少なかった。
たったの1週間の違いがそこまでの影響を及ぼすとは!? 1年間もあるようで、野菜やお米にとっては1週間遅れる事で収穫量が激変するのだ。 白菜なども9月15日までに蒔くと結球するが、それを遅れると結球しないとか。 人間の都合に自然を合わせる事は出来ない。 自然のバイオリズムを最優先して、人間がそれに沿って生きるしかないのだ。
とは言え、去年のお米がまだ余ってるので、来年一年分は十分にある。
ほんと、お米の生産効率のよさと保存性のよさは最高。 麹にして味噌や甘酒と加工品にもなる。 米ヌカは漬物に鶏の餌に必須やし。
さあ、このお米を毎日3食食べるのはもちろん。 伝統発酵技術により、醸して利用するのだ。
糖質カット食などと、にわか仕込みの情報に踊らされる事なかれ! 日本人がお米を食べないぐらい情けないことはないぞ。
何もここまでせずとも、農家から玄米の紙袋に入った30k買っても7,000~8,000円。 当然無農薬ではないが、スーパーの精米済みのを5kや10k買うぐらいなら、農家から直接買った方がいい。 無農薬なら30kで15,000円はする。 でもそれにしたって、1kで500円!! こんなにコスパのいい材料はないぞ。
何よりも、日本食が世界遺産に認定されたり、外人がこぞって日本食に憧れるには訳がある。 この日本の発酵食文化なり、出汁や薬味などの繊細さよ!
ご飯に味噌汁、たくあん漬け、梅干し、納豆、魚料理、、、。 これには千年以上の実際の臨床データがあるんやからねー。
ここ数年で注目されてる、まことしやかな健康法に惑わされるなよ!!!
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