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イベントに移動式ピザ窯で出店した

11/2、3と毎年出店してる宇多津の収穫祭だった。 移動式ピザ窯と玄米ライスバーガーや玄米おむすび、玄米珈琲、あっこスイーツで出店してきた。

この秋は出店が少なく、9、10、11月でピザ窯の出番はたったの2回。 しかも、毎年行ってる高知や愛媛の遠征も今年はない。


これは出店の前の仕込みの時に焼いた、前の日の晩ご飯のネギの酒粕豆乳グラタンを再利用したピザ。 出店ではトマトソースの一種類しか出来ないので、家で色々アレンジするのが楽しい。


にこちゃんが自分で作ったミニミニピザ。


土歩はわざわざこんな所に座椅子を出して食べたり。

宇多津の駅前のロータリーを歩行者天国にするこのイベントは行政のイベントにしてはテキヤが居なくて面白味がある。 特にお魚市の活気は凄くて、本マグロの解体ショーやアジの掴みどりとか超人気。

移動式のピザ窯も人気で、「ええっ、こんな所で薪で焼いてるんですか!?」という感じで、焼きたてのピザは飛ぶように売れる。 玄米モノも最近の女性客には大人気。 ヨソにないからねー。

僕にとっては、ピザ屋が暇になる夕方に刃物屋に通うのが何より楽しい。 毎年高知から出店してくれてる。 干物屋で安くちりめんじゃこと目刺が買えるのも嬉しい。 お魚市の方の鮮魚もあり得ない値段やし! 今年はゲタ、サバ、大シジミを買った。

僕の買い物の中心は素材か道具。 家や食に関しては廃材だったり、一から手作りしたりもしてるけど、刃物は自分で作ろうと思ったことは未だにない。 作家の遠藤ケイ氏が自分の趣味用のナイフを打って作ってるのを雑誌で見て憧れを抱いたことはある。 でも、刃物屋の完成された美しい職人の仕事は見るだけで癒される。


これはクジラを捌く時の専用の包丁。


日本刀のような美しさの柳刃。 値段を聞いてビックリ、20万!? 実質本位派としてはここまで超高級な品はいくら儲かっても買いたいとは思わない。 こういう時に触らせてもらって、癒されるだけで十分。


麺切り包丁。 そろそろ野遊のうどん用に誕生日プレゼントに買ってもいいかも?


これは研ぎ師の実演の所。 前に板を傾斜させて、手前に水がこないという工夫に感心した。 それと、2年ぐらい前に「砥石は必ず荒砥から!」というのを聞いて感動したけど、今回また新たな教えを頂いた。 「研ぐ時に包丁を砥石に押しつけない!」 力を入れずに、そして、ゆっくり、ストロークは長く、砥石全体を使う。 その都度適正な砥石に換えてゆくのが基本だそう。 砥石の真ん中だけ減るのは研ぎ方が悪いと。

研ぐという行為そのものがまた楽しいし、刃物はよく切れるのが当たり前なのだ! 切れ味の悪い包丁に甘んじるという事は、料理に情熱が入らない発端でもあるぞ。

まあ、これは道具マニアだけに言えるのかも知れんけど。

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