親父が、「田んぼに草が生えとるきん取らんか。」と。
一番大事な田植え後の稲の成長に関わる時ではない。 ちょっと目立つので取っておこうおかというレベル。 田んぼの所々にピョンピョンと穂を出すアゼガヤという雑草。
実際はジャンボタニシが食べてくれるのでほとんど生えない。 こうして、稀にピョコッと飛び出すぐらい。
これも繁茂するとコンバインに絡みついたり、タチの悪い雑草。 ウチの場合、刈り取りはバインダーなので絡みついたりはしない。
こちらの雑草もそんなに問題がある訳でもない。
それでも、雑草は農家の敵よろしく、目のカタキにされてる。 僕らも代々農家の一員として、目立つものは取る。
よく分ケツしてガッシリとした株。
近くで見ると毒々しいジャンボタニシの卵。
バッタのデザインってかっこええーー。
クモの巣も美しい。
ほんとによく出来てる。 稲がよく育ってるという意味と、自然界の成り立ちそのものとの両方に感動する。 早朝の田んぼは気持ちいいし、居るだけでセンスオブワンダーの世界。
7時を過ぎるともう、日差しが暑く感じられるので、そでまでに片付ける。 朝飯前の労働のお陰で、味噌汁と漬物との朝ごはんが更に美味しくなる。
で、今からは暑くなるので、日陰の風通しのいい所でのPC仕事に切り替える。 二階の工房に上がる踊り場の部分が、北からの風が心地よく最高の場所になる。
自分の土地なり家の中で、色んな環境のバリエーションが豊富なのがいい。 季節によって、夏は日陰や風通しを考えるし、冬はいかに薪を効率よくストーブに運ぼうかと置き場を考えたり。 ほんと、ペアガラス張り込むより、楽に薪を運んでジャンジャン焚ける方が暖かいに決まってる。
こういう季節による生活の快適性は住めば住む程改善される。 これがパーマカルチャーなのだ。 住む土地にの数、住む人のライフスタイルの数だけ存在し得る。
押し付けられたデザインや、価格競争の設備より、「自分にとって」快適な家にせよ!
自分が快適に「住む」ためには創意工夫が不可欠。 その工夫を積極的にする事が自給自足の要だ。
積極的!!! このことを「攻撃こそ最大の癒し!」という設定にしてるのだ♪
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