たくさん採れるシソの活用法(漬物から乾燥まで)
- 山本 さくら
- 2015年8月6日
- 読了時間: 2分
この時期、大葉を食べない日はない。 毎食食べてる。
畑には至るところに青ジソが自生してる。
邪魔になるのを枝ごと採って、いい大葉を分別する。 柔らかくて大きさも手ごろなものだけを取る。 子どもたちが淡々と作業してくれる。
去年までは一枚一枚丁寧に重ねて醤油漬けにしてた。 今年からはザク切りにして、韓国のキムチ入れにギュウギュウ押し込む。 これが超簡単で、こんな小さな入れ物に驚くほどの大葉が入る。 大葉を入れてモコモコになってきたら醤油を垂らしてスプーンの腹で押してへこませる。 余白が出来るとまた大葉のザク切りを押し込む。 この繰り返し。
固い葉や小さな葉は残して、干す。 これはシソ茶になる。
干しあがったものをハサミでチョキチョキ切る。
切ったものを更に干す。 茎の太い部分は完全には乾燥しきってないので、保存のためにこうしてカラカラにしておくと間違いない。
このシソ茶は煎じたのを冷やして飲むのが最高。 上品な香りと清涼な風味が漂う、自家製ティー。
冷奴の薬味にこの大葉の醤油漬けが最高。
トマトのジュレはにこちゃん作。 トマトを叩いて、粉寒天、出汁、塩、自家製柿酢で作ったジュレ。 寒天は常温で固まるので、晩ご飯の準備をしながら間に合う。 急ぐ時には粗熱がとれたら冷蔵庫に入れると更に速く固まる。 このにこちゃんのアイデアは冷奴に相性抜群やった。
勝手に自生してくれてるとは言え、折角の自給菜園の収穫物は徹底的に加工して利用するのだ。
人間が手を加えるのはほんの少しの時間に過ぎない。 ちょっと草刈って目当ての作物がよく育つようにしたり、いい時期に間引いたり、よく出来たら収穫する。 それをまたザザッと洗って、切って漬け込むとか。 後は放っておいたら、保存食になってる。 そんなのばっか。
この大葉の醤油漬けは醤油という完成された発酵食品に漬けるだけなので、すぐにでも食べられる。 しかも、冷蔵庫で何週間でももつので、大きなシソの木を丸ごと処分したい時に便利な加工法。 どうせ、ちょこっとでも菜園つくれば夏のシソは毎年自生して出来放題。 こうしてドサッと収穫して、ガバッと加工する。
出来るだけ手間をかけずに。 ラフでザクッと。
それでいて、細やかで繊細な香りや味を食卓に届けてくれる。
これが自給の醍醐味だぞ! そして、やってる本人が求める食生活が全て具現化するのだ!!!
毎日。
いや、毎食ね♪
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