地方都市郊外の開発地帯に位置する廃材の家。 イオンタウン、ユメタウンどちらも自転車で5分の距離。 歩いて2分の所にセブンイレブンもオープンした。




















20代前半の若かりし頃、アウトロー陶芸家の小向氏の窯焚きではじめてすっぽんのコースを頂いた。 その時はもっと大きな野生の禽獣類というイデダチのデッカイ獲物だった。 若かったし、「ワーッ!!!」、「スゲェーーー!!!」という興奮とアゲアゲの雰囲気でガツガツ食べさせて頂いた。 翌朝起きると、顔がベットリのヌメヌメでビックリ仰天した次第。
しかし、やはり自分で獲って自分で捌き、自分で料理するとまた違う境地に至れる。 鰻もすっぽんも鯉も鯰も本当は薬と呼ぶレベルの究極的な食材やと思う。 完全栄養食品の代名詞の卵の更に格上の存在。
「常食するもんじゃない!」という強烈さを味わえる。 それが、滋味に富み超濃厚なこの味わい。
昔から食べて来たんやろうし、今でもこうして身近に獲れる。 こういうものは安易に買ってパクパクっと頂くもんではないね。
更にはこの開発地帯のコンクリート用水路で生息するすっぽんが凄いと思う。 言わば不自然な生態系でもこうして生を確立してる。 獲る場所を知ってるだけに、「どうかなー、、、。」という微妙な所ではある。 (合成洗剤、除草剤、農薬という複合汚染の問題)
でも! それでもこの活きたすっぽんという完全に自立した個体を頂く事が意義深い。 これは無添加とか無農薬というコテ先の商社のプロパガンダを寄せ付けない強靭さを持つ。 不自然な水耕栽培の無農薬野菜にはない、生きるために必要なバイタリティーがある。 それはお互い「活きる者同士」のやりとり。
金払って「体にいいものは何かしら?」とか抜かす自然食オタクよ。 何が体にいいかを情報で調べるな!! 自分の感覚で判断せよ!!!