昨日で、無事に窯焚き終了。
これは「引き出し」と言いい、最後の焼け具合の確認のために、窯の中から作品を取り出す。
まばゆく輝く作品が!
ピン、、ピン、、、と鳴りながら、急冷される。
あっという間に冷めてゆく。
いい感じの自然釉に焼けてる。
最後は「大くべ」と言いい、目一杯薪をくべる。
下焚きの口には耐火煉瓦を置く。
泥を塗り、密封する。
煙突からは、真っ黒な煙がもうもうと立ち上る。
窯の横の口を開ける。 ここから細い薪を差し込むように「横焚き」をする。
文字通り、横から薪をくべる。
温度計を見ながら、二人で左右の口から薪をくべる。
正面焚き口から丸太を放り込むとのは違い、こんな少しの薪でも温度は上げられる。
鉄板のフタをしておく。 これを数分毎に繰り返す。
バリバリと音を立てながら燃えさかる向こうに、作品が見える。 ユラユラと炎が幻想的! 最終的にはこの目で見た「色」で判断する。
横の焚き口からも引き出す。
最後には横焚きの口にも入るだけの薪をくべる。 煙突からの炎も大きくなる。
煙突に向かう豪火の迫力がスゴイ! 低く唸る音と眩しい光のコラボ。
最後に、この煙道にダンパー(遮断する耐火の板)を入れて、窯焚き終了。
火入れから9日間。 薪で焚いたのが、7日間。
今回は土歩の躍進が目覚しかった。 今までにも、野遊は積極的に焚いてたけど、土歩が丸々半日とか窯を焚いたのは初めて。 にこちゃんも一晩寝ずに窯番したし。
そのうち親父は監督役で、子どもたちで窯焚き出来るようになりそう!!!
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