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【薪で焚く陶芸窯】2013年 窯焚き完了

窯焚きの最後は横焚きという、窯の後ろの方の温度を上げる工程。


正面の焚き口から最後に引き出しをして、溶け具合をチェックする。


よく溶けて十分の焼け具合。


正面の焚き口は泥で密封する。


窯の横の小さな焚き口から細い薪を差し込むようにして焚く。 この窯は小さいので、横焚きの口は一つしかない。


薪を焚き口に掛けて焚く。 シュゴーーーと物凄い勢いで燃える。 正面の口が閉じられて、ここしかエアの入口がなくなったので、強烈に引く。 この窯の構造はよく出来てるので、2時間ぐらいの横焚きで十分に溶ける。 この口もレンガと泥で密封して終了。

この密封したままだと一週間は冷まさないと開けられない。 なので、窯出しは一週間後。 それでも、窯の底などは簡単には冷めないので、この時期でも窯の中に入れば汗が出る。


先日窯焚きに来た友達からグレの差し入れがあった。 十分に活かっててカチカチの魚体。


活きがいいと、3枚に下すのも刺身に引くのも気持ちがいい。 グレは脂が多いので、ワサビと本醸造の醤油をたっぷりつけるのが合う。 それと、自然海塩とスダチ! これは高知の鰹の叩きの柚子と塩からもらったアイデア。 鰹のそれも美味いけど、脂の多いグレの身にスダチと多めの塩がいよいよベストマッチ。

窯が終わったら稲刈りと思ってたけど、今週は雨で刈れない様子。 でもうちの場合、バインダーで刈ってハゼに吊るしての自然乾燥なので、刈り遅れをそこまで気にすることはない。 過熟の場合、コンバインで刈って乾燥器のボイラーで乾燥させると、胴割れを引き起こす傾向にある。

ということで、一、二週間延びたってお米にはそんなに影響しない。 雨の上がるのをゆっくり待とう。

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