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【薄物溶接】会議用の机の足を溶接して修理した

10月の半ばから実家の親父の陶芸の窯を焚く。 2つ窯があるうちの小さな窯で、全長4mぐらいしかなく焚く日数も4、5日で焚きあげる。


解体屋に廃材を持ってきてもらった。 4t車に2杯。 弟の源に切るのを手伝ってもらう。

燃料としては最適の松の梁が多い。 何せ松は樹脂が多くてよく燃える。 でも、杉でもヒノキでも、家に使われてる木材なら何でも焚ける。 雑木だけでも1200℃まで上げられる。 その辺りは窯の構造と窯焚きのスキルの問題。


その横で土歩はキッチン用の薪割り。


先日のリフォームの仕事中に棄てるように頼まれたボンボンベッド。 土歩が気に行って、布団をかけて遊んでる。 そのうちに本当に寝てしまってた。 昼間に庭でネコと寝てる子どもも珍しい。

今週末は神社の秋祭り。 子どもたちを連れて、毎晩集会場での太鼓や獅子の夜習いに行ってる。 野遊と土歩は獅子の練習。 土歩にはまだ小さくて獅子頭が重すぎるけど、野遊はソコソコ出来るようになりつつある。 にこちゃんは来年一年生なので、太鼓打ちの選手。


その集会場の机が傷んでて、修理を頼まれた。 しかし、こういう薄モノの溶接は難易度が高い。


そこで、鉄工所の廃材で補強の部品を作る。 万力で締めてハンマーで叩けばキレイに直角になる。


クランプで締めておいて、溶接する。 この場合、L字型の部品の方を中心に溶接棒でスパークさせて、出来るだけ薄い本体の部材に穴を開けないようにする。 こういうノウハウを身につけると、脚立や農具などが傷んだ時に手軽な修理が可能になる。 何もプロの溶接工のような美しい溶接面や完成度は要求されない。 「頑丈にくっつけばいい」 これに尽きるのだ。


溶接面を叩いてスラッジ(カス)を落としてワイヤブラシで磨いて塗装する。 これで完成。


投網で獲ったフグを頂いた。 このおっちゃんは小さな船も持ってて、よく釣りにいくそうでよく釣りたての魚を頂く。 でも、このフグは橋の上から投網を打って獲るんだとか。

酒粕、豆乳、味噌という鍋にした。 鍋そのものは薄味に仕立て、フグには自家製のポン酢をかける。 庭のニラがちょっと固かったけど、かなり上品な鍋に仕上がった。

あっこちゃんが、寺田本家のなかじさんという杜氏さんの料理教室に行って、酒粕を始め、発酵食品や伝統調味料の研究が益々加速してる。


箸休めに野遊の作った、サツマイモの和えもの。 原材料に糖分の入らない100%ピーナッツで出来たピーナッツバターに味噌で和え衣を作る。 サツマイモを蒸し上げて和えるだけという簡単な品。 彼は芋好きなので、このレシピは自分のものにしてる。

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