薪ストーブの換気扇も出来た。
そろそろ、薪ストーブを焚く段取りをしないといけない。
自作薪ストーブと言っても、この上の鉄板は鉄工所のプラズマカッターで加工してもらった。 強火を得る時に非常に重宝する。
下は玄米珈琲の予備煎りをする専門の部屋になってる。
このエア取り入れ口も中々使い勝手がいい。
こんな感じ。
ストーブの上は二段階に、保温や乾燥に使えるべく、棚が設けてある。
灰の掃除をしてて、薪ストーブ本体の内側の補強鉄板の歪みに気付いた。 薪ストーブ本体の鉄板が薪の熾き火の強烈な火力で劣化するのを防ぐために、下の方の内側に一周鉄板を溶接してた。 右の方のが、溶接が外れて、内側に傾いて来てる。
まず、灰を出す。 薪ストーブのすぐ脇に一輪車が入り、灰出しをしやすい。 こういう作業動線が快適な薪ライフをおくるのに不可欠!
右の歪んだのはすぐに外れたが、他のも点付けしてあるだけなので、バールでグイグイやって外す。
特に下の方の傷みが激しい。 炎に焙られるよりも、熾き火の火力の凄まじさを物語ってる。
劣化の激しい部分。 ペリペリと鉄板が剥離してる。
そういう部分は新たしい鉄板をあてがう。
そこまで傷んでないのは、再度溶接して利用する。
これで、復活!
自動遮光溶接面にヘッドライドをつけて頭をストーブの奥に突っ込んでの作業だった。 キケン、キタナイ、キツイという3K作業の代表のようなもの。 毎日これが仕事だと大変だが、自分の家の薪ストーブのために一日だけやる作業は、むしろ楽しいもの。
薪ストーブ本体はかつて、奥行き60cmだった。 2年前に長い薪が入るように、延長して、全長95㎝の薪が入るようになった。 それはよくなったが、手前の段に薪が当たって、くべる時に邪魔になってる。 ボチボチグラインダーで削って、取り払う。
何とか削り終えた、、、。 実は溶接作業よりも、この方がよっぽど大変だった。 こういうやりづらい部分のグラインダー作業はほんとに大変。 延々と続く振動、大量に発生する火花と粉末。
みくさのみたからの「ちのみちとおす」で、体のコリを抜きながら作業する事で、何とかなってる。 この自力整体法に出会う前は、夜には背中バリバリで大変やった。
同じく横も取った。
いやはや、こういう作業は埃と煤で真っ黒になりながら大変。 しかし、これでこの冬の快適な薪ストーブライフが約束されると思うと、やりがいは大きい!
自作の薪ストーブもセルフビルドの家にも共通する原理がある。 こういう風に常に、 「ここはこういう補強を入れた方が、ええんちゃう。」 という事を思いつく度に実行に移す事。
少々傷みや問題が出ても、その度に直す。
直す!
直す!!
直す!!!
直し続ける事で、延々と持続できる。
何なら、先日の五右衛門風呂の修理のように、思い切って作り変えたりね。
製品を新品で買う事で完結させようとしたり、プロに頼んで完璧にしてもらうのとは、間逆の価値観。 案外、そうしてやってるうちにスキルも上がってくるもの。
そんなに大した事じゃあないで~♪
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