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【減築現場】内装工事、見切りの入れ方

神戸の築50年の民家の減築工事。

前回はスズメバチの記事で、先週の工事の進み具合を報告出来てなかった。 先週の作業で5週目を迎えた。

内装工事のフロア張りや壁面の羽目板張りのコツコツとした作業。 それぞれに各パートに分かれての個人プレーで進める。 最初の怒涛のリレー作戦のような一体感はないが、休憩前に他の所を見ると、 「おおー、出来てる~!」 と触発される。


先週の月曜日に行くと、屋根が出来てたーー!! ガルバリウム鋼板の瓦棒葺きの金属屋根。


薪ストーブの煙突を屋根出しするための部材、フラッシングも届いた。


フラッシングを入れるための開口作業。


台所も作業台にスライド丸ノコを置いて、料理する余地はなくなった。


なので、完全に外キッチン化した。 流し台は淡路のしょうたくんの出店用のもの。 廃材利用の折り畳みシンク。 地面が平坦じゃなくても、対応する可変式の足という凝った作りになってる。


休憩もココ。

いくら設備環境が悪化しようとも、毎日3食の料理は完全に一から手作りというスタンスは妥協しない。 基本的には僕が賄いを担当してる。 快適な労働環境において、3食の食事ぐらい大事なものはない。


台所の土間部分の壁面。 土間部分はキレイな羽目板じゃなく、ラフにに野地板でいって欲しいと施主の福田さんからの要望。


屋根裏の天井材も野地板。


ただ、野地板は乾燥に伴い収縮してスキマが出来るので、薄い板を間に打って見切りとした。


台所は吹き抜けのようで気持ちいい。


天井の見切りはこんな感じ。


これは換気扇のための開口。


こんな感じ。


枠を作って中から固定した。


サッシ枠を取り付けたり。


部屋側からのビュー。


額縁的な見切り材を入れる。


天井材や壁面材の取り合いにも見切りを入れる。


こういう角部分に見切りを入れる。


これがアフター。


玄関ホール部分の壁面は山口のしょうたくんと前田さんが担当。


外壁のアスファルトフェルト張り。


その上にラス網を張る。


外壁の下地も出来た。

という流れで、順調に進んでる。

このチームワークは特筆すべきものがある。 いつも手伝ってもらってる淡路のまさに山口のしょうたくん、他には自給自足合宿や廃材天国見学会に来てくれた繋がりで常に7~8人体制での現場作業。

野遊も現場に行きたくてしかたないよう。


先々週の現場が終わってから、滋賀の山水人(やまうと)に10代の自由な生き方のゲストスピーカーとして行ってきて、また先週の現場。 これは、山水人で同世代の子が革細工をしてて、現場で話してたら、前田さんが「道具持ってるで。」という流れで、夜な夜なチクチクしてた。

ずいぶん進んでは来たが、今週はいよいよ石張りの作業に入る。 外壁の漆喰もあるし、まだまだやるぞ~~~!!!

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