廃材天国のコンポストトイレが水洗化!?
前回の記事で完成した、アンティーク蛇口。 ここに洗面化粧台を作る。
足として、たくさんあるコンクリートのサイコロを選択。 大きさが揃ってて、使いやすい。
微妙にガタがあったので、コーキングを目地として置いてみた。
ガタの調整にはコレ! 「ダンドリビス、調整クサビ」という製品。
こんな具合に差し込んで。
パキッと折るだけ。
以前は丸鋸で木製のクサビを自作していたが、最近は常にコレを切らさない程愛用してる。 本当に薄い隙間でも一発で決まって、簡単に折れるように作られた優れた製品。
採って来た石の板を眺めながら、 「何か手洗いを作るアイデアないかなー?」 と考えてた。 で、一番大きなコイツを採用した。
最近、高速のSAなんかで見る大きなガラスを斜めにして作った洗面から発想した。
これまた大量にストックされてるCチャン(鉄材の名前)をカットして置いてみた。
不安定だったので、一旦溶接して。
裏返して設置。 同時に手前の石も置いた。
排水管と目皿を取り付けた。 下水道や合併浄化槽に接続する訳でじゃないので、トラップは不要。
こんな感じ。 木は手前からCチャンが見えないようにするため。
石をダイヤモンドの刃で切断。
ドン! と、置いてみて、、、。
「さて、どういう風にしようか?」 としばし考える。
いつもの即興でイキナリ作り始める。 白い石を固めに練ったモルタルで固定してゆく。 中には骨として河原の丸石を詰める。
形が見えてきた。 石を置いてみながら、、、。 場合によっては割りながら、、、。 ジャンジャン進める。
モルタルの目地だけでは味気ないので、コレらを埋め込む事にした。 以前、タイとラオスの旅で見つけた石。
最後に刷毛とスポンジでモルタルを拭き取る。
この左官用の刷毛は腰が強くてやりやすい。 スポンジもホームセンターの左官コーナーのもの。
ジャン! クールに決まった!!
「後は、正面に鏡やなー。」 と、また次の工程に移るのが楽しい。
やりながら、動きながら考える。
一つ進むとその状態を見て、次のアイデアが沸いてくるのだ。
そうして、 「確か、あそこに置いてあった廃材使えるんちゃう?」 と思いつく。
今回も材料は全て廃材なり、うちにあるもの。
買わずにあるもんで作る これって、凄く制約を受けるし、不自由に聞こえるかもしれない。
しかしそれを、ご覧の通りの直感と即興作業により、めくるめくもワクワクした展開に発展できる。
自由で柔軟な発想。 それが廃材建築の極意。 やってて飽きない、外せないコンセプト。
「こうするもんや。」 という決まりのない世界で、自由にクリエイト出来る。
それが人類に与えられた特権なのだ!!!
廃材天国HP http://haizaitengoku.com/
Comments