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【梅干しの作り方】漬け方から、土用干しまでの手順


今年も6月に梅をたくさん頂いた。 いっぺんに熟れ頃にはならないので、よく熟れたのから選ぶ。 このやり方は今年から思いついた。


みんなでヘタを取る。


よく熟れたのから少量づつ塩漬けにする(6/12)。 大量に漬けないので、こういう袋でやると漬かりやすい。


時間差で赤シソが出来るので、洗って、塩もみして、梅を漬けてる上に敷く(7/24)。


よく漬かったのを壺から出す(8/19)。


土用干しするために、カゴに広げる。


晴れた日に3日間干した(8/21)。


よく干しあがったので、梅酢に戻す(8/24)。 これで一年分の梅干しが出来た。

こうして二ヵ月半もかかって、自家製の梅干しが出来上がる。 とは言え、一つ一つの工程は大した作業ではない。 みんなでやれば、30分~1時間で終わるような作業ばかり。

人間の仕事は、いい時期を見計らって、ちょいちょい適切な処置を施す。 後は微生物だったり、お天道様だったりの力で、出来上がる。

味噌や梅干し、たくあんなどの長期保存のものはみんなそう。 毎年やってると、同じ時期に同じ事をやるので、慣れてる。

この毎年巡ってくる自然の季節サイクル。 これは飽き飽きするような同じ事の繰り返しではない。

毎日毎日全く同じのルーティーン作業は、ほんっとに飽きる。 自給自足においては、毎日やってる事は様々で、こういうちょこちょこ作業がリンクして、一つの保存食などに大成する。

お米や大豆を作る作業

お米を麹に加工する

大豆と麹で味噌をつくる

薪で炊いた、炊きたての玄米ご飯を食べて味噌汁を飲む。 そこに毎日そえられる梅干し。 夏のキュウリやナスの糠漬け、冬は白菜の漬物やたくあん。

そして、ただお腹一杯に留まらず、健康の自給という集大成に終着する。 微生物や菌という自然の循環と季節の巡りに従う事しか、健やかな生活を手に入れる道はない。

この健康な生活が医食住、エネルギーの自給の第一歩。 健康な体と自由な時間がないと、家を作ったりエネルギーの自給という多大な労力をかける作業が実現しないぞ!!!

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