前回の記事で閃いた階段のアイデア。 コンテナのシャッターの前部分にデッキを作り、そこに階段をつけるというもの。
地中に埋めた鉄筋からどうなるのか?
この鉄筋を柱にして、上に電柱の桁を乗せるというアイデア。
この廃材の石を使う。 2m×4mぐらいの大きなもの。
バールを入れて、どうにか倒す!
適当な大きさに割って、ハンマードリルを用意する。
まず8㎜のキリで穴を開け、次に18㎜のキリで穴を開ける。 イキナリ大きな穴を開けようとすると石が割れるので。
こんな感じで、鉄筋の上から石を串刺しにして積み上げる。 石とモルタルが、よくくっつくように石にはハケで水を打ちながら。
都合のいい大きさに割れる石ばかりではないので、小さなのはこうして使う。
大体一段おきに、穴を開けた石とバラの石を交互に積む。
どんどん積み上げる。
モルタルの目地の量は適当。
左官用のハケ。 これらで、石に水を打ったり、モルタル目地のハケ引きをして仕上げる。
こんな感じ。
柱っぽくなってきた。
これで3m弱ぐらい。
もう一本の方に取り掛かる。
石に穴を開けて、 モルタル練って、 数段積み込み、 ハケ引きで仕上げて、、、 の繰り返し。 やればやる程、段取りにも慣れてくる。
ジャン! 高さ的にはこんなもん。
奥の鳥居から手前の石の柱までを一本の電柱の桁を通すという計画。 で、シャッターの前からこの石の所までがデッキとなる。 そのデッキに階段をかける。
石の柱のアイデアは秀逸だった! いつまで眺めてても飽きないデザインになった♪
電柱ばかりの柱では単調になるので、この手前の二本を石にしようと思いつき。 ただ積み上げるだけでは弱いので、真ん中に鉄筋を通そうと思いついた。
自然素材の廃材で、 一人でもコツコツ出来る工法で、 デザイン的にも面白くて、 腐りにくくて、 耐久性もソコソコで、、、。 ある程度サクッと出来る方法は?
という条件を考えてる中で、こういう結果となった。
そう。
最初に思いついたアイデアと、完成した結果は必ずしも一致しない。 やってるうちに、わざと大小ランダムにしたろ! とか、積み込み方なんかは超テキトー。 細かい事なんかは考えずにどんどん作業を進める。 「うわー、こんなんなってきたー!」とか。 それが楽しい。
上記のようなむしろ贅沢な条件の上、 あまりにも細かい部分に拘ってると、作業が進まないだけか、 自分自身のテンションが続かない。
今回の石の柱を採用せずに、電柱の柱にするのはどうも気が進まなかった。 自分自身が飽きてワクワクしないから。
ワクワクするアイデアを思いつく。 ↓ 鉄筋を買いに行き、石を取りに行く。 ↓ 具体的な工法を考える。 ↓ 作業に取り掛かる。 ↓ おっ、これでいけるか!?と、感触を掴む。 ↓ 少しずつ形になり始める。 ↓ 夢中でやり続ける。 ↓ 気がつくと完成してる。
重要なのは、どの工程も自分にも未知の「どうなるんやろ~?」というワクワク感がある事。 このワクワク感が小さくなってくると、仕事に向かうエネルギーも比例して小さくなる。
一人でも延々と作業が続けられるポイントは?
自分にも分からない未知の事に取り組む好奇心だ!
これが一番の推進力であり、 モチベーションを保つコツであり、 廃材セルフビルドを成し遂げるための根源なのだ!!
いや別に廃材で奇天烈な家なんか作らんでもいい。
毎日の仕事も生活も、まず好奇心からだ!!!
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