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【床の作り方】束石の水平の出し方から大引き、コンパネまでの施工方法

二階の下の部屋化進んでる。 野遊が中学生になり、子ども部屋を作ろうという事で始めた。


きれいサッパリと片付けて、ゴミを燃やして浄化。


束石を物色。 かつて板葺きの屋根の重石にしてた廃石。


こんな感じで大体で置いてみる。


モルタル練って。


石の下にモルタルをバサッと置いて、水平機当てながらトントン。


3人の連携がいい。


廃材置き場から大引用の角材を物色。 巨大な丸太ばかりで丁度いい角材は貴重。


野遊タイヤショベル初運転。 クラッチに足が届くようになればそろそろ軽トラも練習出来るな。


角材を運びこんで。


石の水平が出てるんで、それぞれに束を作って行けば水平が出しやすい。


廃材にくっついてる金物はグラインダーでカット。 クズ鉄に売るためにストックする。


どんどん置いてゆく。


雨ざらしの廃材なので、かなり捻ってるのもザラ。


カンナで調整。


大引完成。


根太用の角材とコンパネを搬入。


根太は直角が出てるコンパネを張りながら合わせてゆく。


優秀な弟子のお陰で超サクサク進む。 写真で見てると簡単そうやけど、この外材の根太は剃ってたり、固かったり、使い勝手は散々なもの。 でも、意地でもタダの廃材に拘る。

タダより高いものはない!? んな訳あるかよ。 自分の日当はタダなのだ。 というか、暇潰しとして遊びでやってるから出来る手間仕事。


カワイイ大工さんがインパクトデビュー。


あっという間に床完成。 御神楽を奉納したくなるような舞台になった。 約12坪(24畳)と超広いので、

野遊は部活にも行きたいし、宿題も済ませたいし、友達とも遊びたい。 その合間を縫うようにして手伝ってくれた。

土歩は毎日のように手伝う。

自分用の腰袋に地下足袋。 腰袋には玄翁、メジャー、鉛筆、カッター、ペンチと色々入れてる。

今回は何とか大引用の角材と根太用の細い角材がギリで間に合った。 コンパネは総動員するも数枚足りずに、ハラさんに無理を言って都合してもらった。 なので、一応は100%廃材でいけた。

依頼された仕事ならいざしらず、廃材天国内のいかなる作業においても材料は徹底して買わない。 一度廃材でやりだすと、新品の材木とか買うのってアホらしくて無理。 稼ぎたくないんやから、遣う方を徹底的に絞るのは当然。 結果的に「金がない。」なんて現象は起こり得ない。

なければないなりにやる。 あるもんでやる。 解体屋に電話する。

ありとあらゆる策を講じる。 これこそが醍醐味。

そもそも設計図もなければ、完成予定のパースもないのだ。 しかも自分が責任を持って工事も生活もやるんだ。

これぞ究極の自由。 自由とは好き勝手、無茶放題ではないんだぜ。

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