天ぷらカーの燃料である、天ぷら油の貯蔵タンクの増設を思いついた。
一号タンク。
二号タンク。
今、一号タンクが一杯になっており、回収してきた油が待機してる。 既に長期沈澱済みの二号タンクから使う分づつ出しては、最終濾過をするので、二号タンクには入れられない。
三号タンク用のもの。
この真鍮製のバルブには「ストップバルブ」と「ゲートバルブ」というのがある。 ストップバルブはパッキンにゴムが使われてるので、ゲートバルブの方を使う。 パッキン類は植物油による侵食の恐れがあるので、出来る限り使いたくないから。
まず、ホールソーで穴を開け、サンダーでよく磨く。
バルブ取り付け用の口をつける。
裏から土歩にモンキーで締めつけてもらう。
シールテープを巻きながら配管する。 シールテープは少なすぎても、多過ぎてもいけない。
チェーンソーで台にする角材をカット。
一応ビス留めして固定。
最後にジグソーでタンク上部につけるステンレスザルを受けるための部品を作る。
ここで天かすを漉し取る。
三号タンク完成と同時にほぼ満タンになった。
大抵、天ぷらカーオーナーは自給自足系が多いので、遠出の途中「余裕があれば寄って油もらいたいんやけど。」と連絡があれば、物々交換で油を供給する。 四万十塾のとーるさんはダバダ火振りを持って来たり、長野の「なかや」とは自家製の雑穀やエゴマという貴重な品と交換した。 でも、物々交換のデメリットとして、既にうちが生産してるものや、欲しくないものでは成り立たない。
それと天ぷらカーを導入してはいるものの、潤沢に油が回収できていないという者もいる。 もちろん、天ぷらに切り替えなければ軽油で普通に走れるから、問題はない。 でも、折角天ぷら油で走れるのだからもったいない。 既に県内の一台のオーナーは時々「分けてくれる?」というので、相談して格安で販売してる。
「集められる所でガッツリ溜めよう!」という事で、天ぷらカーのプロ「満月屋」の岩本さんは2tの備蓄を目指してるとか。 うちもそこまでは行かなくとも、溜めていこうと思う。
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