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【レシプロカルフレーム】鶏小屋の屋根が出来て大枠が見えてきた

鶏小屋作りから柵作りにソレタが、また最近毎日鶏小屋の作業に向かってる。

柵作りと、それ以前の鶏小屋作り http://kadoya.ashita-sanuki.jp/e851451.html


8本のレシプロカルフレームのそれぞれに筋交いをつけた。

上に乗るとグワグワとしなる状態だったので。 この屋根には廃ビニールで防水して、久々に土の屋根にしたいから強度が求められる。 筋交いを8本入れると頑丈になった。


屋根の下地にはこのゴツイ板が目に付いた。 養生のためのトタンが腐って最近雨ざらしのまんま。


まだ運転がぎこちないけど、野遊が持ってきてくれた。


長いものから順に8本のフレームに沿わせて並べてゆく。


野遊が部活から帰ってきて半日手伝ってくれたら、圧倒的にスピードアップした。 一人でコツコツもいいし、こういうチームワークでサクッと進むのもどっちもいい。


このまんまではアバンギャルド過ぎるんで、丸くカットする。 下の丸い小屋から40cm出しで印をつけてもらう。


チェーンソーで、オラオラオラーッと丸く散髪。


間のスキマも木っ端で埋める。 これが結構かかった。


段差の大きい所はビニールが引っ張られてよくないので、木っ端をたくさん入れて段々にした。


板厚が3cmなので、テキトーに張った段差もチェーンソーで削ってなだらかにする。 こういう細かい所が大事。 何せ、上の防水のためのビニールへの負担を軽くするのが最優先。


更なる養生はいつものゴザ! この日は土歩がせっせとやってくれた。 やりたいかどうかは子どもたちの気分に任せてる。

この廃材は畳屋にいくと、「もっと積もうか!」と積極的に頂ける。 畳屋の親父の一つでもたくさん持って帰って欲しいオーラが凄い。


いい感じに張れた。


これが一番重要な防水の要。 ビニールハウスを張替えた時に出る廃材。 こんだけビッチリあるのを広げるともの凄い面積になる。

塩化ビニールのとポリエチレンのがあるが、大半は塩化ビニール。 かつて環境活動をやってた時には、燃やすとダイオキシン、そのままでの環境ホルモンが出ると騒いだもの。 しかし、うちの廃材セルフビルドの屋根の防水は全てこの廃ビニールに頼ってる。

比べると塩化ビニールの方がポリエチレンよりも弾力性が強く、引っ張り強度もある。 耐久性に関しては不明だが、うちでの使い方はビニールの上を更に廃材で覆って直射日光を当てないので、しばらくはいける。

母屋の大家根は廃瓦だし、今回の鶏小屋は土で覆う。 廃材セルフビルドにおけるこの方式は完全にノウハウ化した。 しかも、そこにある廃材であらゆるケースに対応出来る。 一番のネックはビニールを覆う屋根材。 今回の土というのは一番いいが、下地を強固にしておくのが前提になる。


裾から丸く張ってゆく。


アーティストのクリストのインスタレーションのよう。 しかも、アンブレラという作品とビニールで覆う独特の梱包作品のミックスになってる。


更にヤッパリ頼れるのはコレ! 農業用ビニールは薄いので、この廃ブルーシートで養生して敗れないようにする。 これらは建築屋の養生用のお下がり。


最近、廃ブルーシートの手持ちが少なくなってたが、何枚かを重ねて一応足りた。

さあ、これから楽しみなのは壁面。 壁面は全て雑木を組み合わせて、ランダムな格子にして、最後は金網で巻く。

この週末は三豊市の「アートでたんぼ」に出店なので、また来週からの仕事にしよう。

アートでたんぼ http://tanbo.exblog.jp/

今年は70㌔級の猪を頂くという企画もあって楽しみ。 うちは毎年移動式ピザ窯での出店。

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