廃材を天ぷらカーに積み込んで神戸の郊外まで来た。
天ぷらカーin神戸市郊外。 「野遊び舎わっこ」の映太に依頼されての廃材建築。
12月に解体したプレハブの移築作業。 ダメになってる角材の代わりに廃材をもって行った。
広い空き地に建てる。 手前の花崗土を入れてる部分が建設予定地。 「わっこ」のお父さんたちも来てくれて大勢での作業。
廃材を運び、バールで釘を抜き、砂とセメントをこねる。 大勢いるので分担で同時進行。
水平と直角を出し終え、土台が完成。
コンパネで床完成。 1日目はここまでで日が暮れた。
作業の後はみんなで鍋パーティー。 わっこにどういう想いで通わせてるのか? 父親と母親の価値観の違い。 色々と熱く語り合った。 彼等よりは子どもたちが大きくなりつつあるウチの教育の現状も喋った。
翌日はグッとメンバーが減っての作業。 黒い鉄骨の足元をボルトで留め、パネル状の壁材を入れていく。
写真を次々見ていくと、サクサク進んでるように思えるけど、実はここまで来るのに、いくつかの困難を乗り越えた。 元々の材料がボロいのと、床と土台の関係やプレハブのサイズに勘違いがあったりして、何度もやり直したり、、、。
プレハブの裏にコンポストトイレも作る。 いわゆる現場用の仮設トイレでも、10~20万もするからね。
廃材+新品の細い角材とコンパネで大体の構造は出来た。
平トタンでジョウゴを作り、上に和式便器の上に置く洋式ポータブル便座を置く。 下にはバケツ。 バケツは小さい程いい。 あまり溜めずに、すぐに堆肥化なり埋めるなりするのが臭くならない秘訣。
ボロくなった屋根の雨漏り対策は大事。 胴縁を這わせてトタンを張った。
完成。 ターンバックルも錆ついてて、CRCを吹きつけても全く回らないのもあった。 やはり、古いプレハブの移築にはリスクがある。 とはいえ一応形になったし、今後いよいよ傷んだら壁面にもトタンを張ったりすると延命できる。
意外と広い室内。
トイレの壁や屋根にトタンを張るのは間に合わなくて、映太に任せることにした。 何とかキリのいい所まではいけたけど、遠方の廃材建築は材料の問題や時間の問題でかなり大変。 今回は2日間の作業。 2日とも丸1日がかり、しかも片道3時間弱という距離もあって更に大変だった。
いやはや、やはり近場がいい。 というか、こんなにひっきりなしにヨソの廃材建築をするハメになるとは、、、。
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