「あ・うんユニット」を導入したトイレの水洗化も大詰め。
「あ・うんユニット」の心臓部となるタンクの設置。
レベルを出しながら慎重に設置する。
こんな感じ。
まず、半分ぐらいまで水を入れる。 これはタンクの周りに土を入れて埋め戻す際に、タンクを安定させるため。
埋め戻す土にはわざとガラを混ぜる。
コンクリガラや焼き物の破片、瓦の割れたのやレンガの屑など。 こういうものを混ぜる事で、しっかりと締まる。 それに嬉しい事に、そういった要らないガラ類が減るという効果も見逃せない。
ジャンジャン入れる。 ドサドサと放り込むのが気持ちいい。
このぐらいで一旦止めて。
いよいよ、配管のつなぎ込み。 ブルーシートの真ん中のが、水洗トイレから来てるVU100の塩ビ管。
こんな感じでシュミレーションしながら。
塩ビ管を切る。
繫ぎ込み後、塩ビ管の裏にシッカリと土を詰めて動かないようにする。
次はエアーの配管。
ホールソーで穴を開けて。
こんな感じ。
ポンプの設置も同時進行させる。
エアーとポンプ設置完了。
電源やタイマーの入った電気ボックスの設置。
エアーポンプは一台で両方のタンクに供給させるので分岐させてある。
繋ぎ込んだ。
既存の電線を切断して、電気ボックスまで延長させる。
手間が風呂や洗濯機がある既存のスペースから、奥が新たに延長する部分。
しっかりと圧着と絶縁を行って、延長完了。
エアーポンプ作動! しばらくはこのままで、空気中の菌を取り込む。
最後の埋め戻し作業。
中々長続きしないにこちゃんも、1時間ぐらい付き合ってくれた。
どんどん放り込む。
埋め戻し完了。
蓋に穴を開けて、呼吸出来るようにする。
さあ、完成目前まで来たぞーーー! 後は便器の設置と、菌の投入を残すのみとなった。
トイレの便座やトイレットペーパーホルダーなどを考えるのが楽しい。
やってみれば、何て事はない作業。 配管の事で分からない事があれば、配管に詳しいマサに聞いたり。 「あ・うんユニット」の事での不明点は、もちろん事務局の方が丁寧に答えてくれる。
とにかく、新たな事に取り組むプロセスにワクワクする。 よく分からない事があっても、一つづつ解決してゆけば先は見えてくる。
完成が見えてなくってもいい。 上手く出来そうな自信がなくていい。
目の前の最初のプロセスを踏むと、必ず次が見えてくるから。
今回は割と小さい規模の工事だが、家を一から建てるのだって同じ。 そういう小さなプロセスの繰り返しなのだ。
そして、やった事ない事が出来た時、 見えてなかった事が見えて来た時。 分からなかった事が分かった時、 その達成感はヒトシオなのだ。
分かってる事をなぞるだけの作業程飽き飽きする事はないぞ。
出来そうにない不安と、やりたいという好奇心。 この二つの天秤だ。
好奇心が勝れば、「よし!」と、行動出来る。 不安が勝れば、「失敗したらどうしよう!」となり、二の足を踏む。
長年新たな事をやりまくって、失敗もたくさんした僕の経験からのプレゼント。
「さっさと、何回か失敗してみろ!」
「実際に何度か失敗して、また再挑戦して何とかなった。」 と、いうような経験を数回繰り返せば、 「失敗したらどうしよう!」 とマゴつかなくなるぞ。
失敗上等!!
そんな事より、次はどんな作業をするんだ!? という好奇心の方が確実に楽しいに決まっている。
世の中に絶対はないというが、 ワクワクする好奇心の方が楽しいのは絶対だ!!!
廃材天国HP http://haizaitengoku.com/
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