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【ガーデニンク】アンティークレンガの風合いを活かした敷き方

アンティークレンガを敷く作業。


砕石を敷いた地面も作業中に随分締まったので、砂を入れてレベルを出す。


アンティークレンガとは耐火煉瓦の使用済みのもの。 これは廃材とは程遠い高級品。 普通の一丁レンガと、割れたランダムなのと、どちらも製品として売られてる。

耐火煉瓦の産地は備前。 あっこちゃんの実家の近所には耐火素材の原料屋がいくつもある。 今流行りのこういう使い道じゃなくとも、耐火度別に分別され、また耐火煉瓦に再生される。


ある程度はレーザーで水平を出した状態。


敷き始める。


外の手洗いのための給排水を埋めておく。


平タガネで割りながらテキトーに置いてみる。


どんどん敷く。


レンガ面の水平を得るために、段差を設ける。


古い耐火煉瓦の表情は自然な感じで美しい.


目地は半分ぐらいまでは砂、表面はガンコマサという製品。 これは花崗土にケミカルな硬化剤を混ぜたもので、撒いた後水を打つと固まるという代物。


穴あきレンガを給水パイプに通しながら、水栓の柱を製作。


完成。


一段下の部分も面積もかなり取れた。


遠目にはこんな感じ。


反対側。

僕の仕事としてはここまで。 後はまさが大理石のテーブルや高級ホーローシンクの据付けなど、設備関係を仕上げる。 それと、コブの壁とカマドやピザ窯は全て漆喰やタイルなどで装飾するそうな。

まあ、自分の所のノリノリの仕事とは一線を画するこういう仕事もたまには楽しいもの。

生活のための労働が本来の自分のやりたい仕事であって、金を貰ってヨソにいく仕事のウエイトを増やすのは好ましくない。 こういうのがまたその人の性格なり好みの問題。 好み以前に、常識的には「金の問題やろ!」というツッコミもあろうが、「月々のペイ」を極限まで減らした廃材生活では、これは問題にならない。 というか、ソコからの脱却のために始めたのがそもそも。 こうして本当に、「本当にしたい仕事なのかどうか?」を選択出来る事が大事。

大勢で仕事するのが好きな者や、商売が好きな者、経営とか色々な人がいる。 全て「ごっこ遊び」やと捉えればええんちゃう。 たまには職人ごっこも楽しいが、やはり一番自分が活き活きするのは廃材生活ごっこ。 折角のごっこ遊びが向いてない事や嫌々する訳ないもんねー。

やっぱし、自分の家で家族のために必要な手作り作業をこなすのが一番充実する。 合間で金になるような事もしてなくもないし。

どうも、うちらは夫婦二人とも、外に出かけたり店に行ったり、人に会いに行くという事を積極的にはしない。 もちろん必要最低限にはやってるつもりだが。

やはり自分の好みを知り、自分に合った事せなねー。

〔以下、滅多に登場しないあっこちゃんの文〕

私って毎日なにしてるんやろ~。 1、2週間振り返ってみた。 朝のお弁当2人分と、自然食品の宅配の納品の後。 今日は何をしたがっているかな?と考える。 今在る物たちが、私の順番よ~と言っているのですぐに決まる。 柿酢のビン詰め ドッポとカリカリ梅作り。 黒煎り玄米とビワエキス 納品準備。 陣の陶芸の作品 納品準備。(高松のお好みくうたまさん へ委託) 空豆の収穫と保存。(糀と空豆で豆板醤を作ります) 庭の草刈。(陣が草刈機、私は鎌でじゃないと頭痛がする。) ヨモギをたくさん刈ったので、いそいで草木染め。(黄緑いろの良い色になった) 陣の要望で辛子明太子作り。(たらこスパにしたらさサイコー!添加物が多い市販品は苦くてすきじゃなかった) 甘酒作り。(義母に持って行きます) 大麦の焙煎(麦茶おいしいです~) うちのお米で糀作り。(温度管理が難しい!) 田んぼの籾まき。(いよいよ田んぼの季節だ~。田植えに向けて鍛えとかな。) 今、在る物を大切にして暮らしていると、 やることはつきない、、。 でも それでええし、それがええ。 外に出掛けるより、子どもたちとそうしていくのが、私たちの心地よい暮らし。

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